- 早川 徹
- 有限会社アイズ・プロダクション 代表取締役
- システムエンジニア
対象:ITコンサルティング
社員の一人ひとりが「脱・IT初心者」を目指せば大きなパワーが生まれます。
(特に中小企業・個人経営の)経営者の皆様、「ちりも積もれば山」です。
投資のいらないAll Aboutのミニコラムで社内に時間とマンパワーの余裕を作りましょう。
と、言うことで弊社のインストラクターのスタッフブログからも引用して、これから少し書いていきたいと思います。
出来事
IT初心者がワードで文書作成中に起こす失敗の一つに
1.文字列を選択しようとしてドラッグするのだが失敗
(本当はもう1文字先までドラッグしたかったのよ)
↓
2.そこであわててドラッグし直そうとする
(実はそれが間違いの元)
↓
3.中途半端に選択した文字列が移動してしまう
(あ〜あやっちゃった)
この短い悲劇の中にちょっと知っておきたい小技の数々があります。
ちょっと大袈裟かも知れませんが、状況が思い浮かびますか?
解決策
1.の問題はもう少しマウスの練習をしましょう。
でも範囲が変に広かったり行やページをまたいでいると意外と難しい時も。。。
そこで覚えておきたいのがShiftキーを使った範囲選択テクニック。
カーソル位置を基準に
1) 狭い範囲選択や間違った選択範囲の修正なら Shift + ← → ↓ ↑ ですばやく確実に
2) 広い範囲選択なら範囲の最後を Shift + マウスでクリック
3) 1)、2)の組み合わせを的確に使い分けて確実な操作を
簡単な操作ですが、ケースバイケースですばやく使い分けできますか?
2.の問題では落ち着いてください。
今紹介したように、選択したい文字が足りなかったのなら前述の Shiftキー + →で
多すぎたのならShitキー + ←で
選択範囲を広げたり縮めたりできるのです。
ましてや選択範囲が間違ったと思って ctrl + Z なんてもっての外。
3.これは実は文字列を移動する操作。
選択して反転した文字列はドラッグすれば移動できるのでなるべくしてなった結果です。
もしも範囲選択し直したいならポインタが「I」の形で新しい範囲をドラッグすればよいのです。
でも実は、逆に文書の中で文節や文章の前後関係を変えたいときなどは切り取り・貼り付けなどを使わずにマウスでドラッグすれば良いのです。
これもちょっとコツをつかめば簡単です。
この操作にツールバーのボタンを使っているようでは遅いです。
4.もしもやってしまって「しまった」ということなら
ctrl + Z ですばやく「元に戻す」のです。
これについては
笑パソビデオポッドキャスト版「トールと薔薇子のワンポイントレッスン(1)」
で映像で紹介しています。
興味のある方はぜひご覧ください。
直接映像を再生するにはここをクリックしてくださし。
5.おまけの小技
選択した文字列をドラッグして移動できることは知っていても
意外と知られていないのはドラッグした後、移動先でctrl + 右クリックでも移動できるということ
離れた場所に移動したいときは使えます。
ただしこれはワードの話です。
逆に今までの話はウィンドウズのパソコンではワードに限らず有効です。
こういった細かなパソコンの操作も積み上げていけば明日の生産性のためにきっと役に立ちます。
アイズ・プロダクション 早川