- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
SEOの意味
環の小坂です。
SEOについて。
SEOが浸透したせいか、「SEOってどうなの?」という質問が増えてきました。
その内容というのは
・コストメリットがあるのか?
・副作用との兼ね合いについて
・どのキーワードに対して対策を講じるべきか?
・外部リンクに関してはどのサービスがいいのか?
などです。
コストメリットがあるのか?
まずコストメリットについてはアクセス解析を用いて測定することをお勧めします。
どのキーワードで順位が○位から○位にあがり、その結果アクセス数が何件増え、
コンバージョン数が何件増えたのか。
そしてその件数がSEOのコストと比較してどうかということです。
例えば一つのコンバージョンに1万円投入できるサイト運営者であれば、
順位が20位から4位にあがり、その結果アクセス数が500件増え、
コンバージョン数が70件増え、かかるコストが70万円であれば、
十分ペイしているといえます。
ですから導入前に目標の設定とその時点での効果を図っておく必要があります。
副作用との兼ね合いについて
次に副作用ですが、順位があがるキーワードがあるとそれに
反比例して順位が下がるキーワードが出てくることがあります。
その理屈は複雑なので省きますが、その副作用も予測・測定した上で、判断する必要があります。
どのキーワードに対して対策を講じるべきか?
これは事前にリスティング広告などで測定してもいいですし、
アクセス解析を用いて、コンバージョンの高いキーワードを把握しておく必要があります。
その上で、順位をあげるキーワードを考えます。
ここでポイントは「検索数が多いかどうかは関係ない」ということです。
検索数が少なくても効果のあるものはありますので、
予測コンバージョン数やコストで考えましょう。
外部リンクに関してはどのサービスがいいのか?
これはわからないですね。
被リンク数が多ければいいというものでもありません。
スパムの危険性もありますので、数「のみ」を訴えるSEO会社は少しかんぐったほうがいいかもしれません。
実績とコスト、特にコンバージョンにつながった件数などを確認して
コストパフォーマンス実績を図るべきです。
以上。