【大学生の就活相談 vol.01】就活で重視される「覚悟」

■相談者

慶應義塾大学4年生　経済学部　男性

■相談者の悩み

人材業界か医薬品業界への就職を希望していて、選考を有利に進めるために、業界の内情を教えてもらえないか、という相談を受けました。

趣味を突き詰めてコンクールに出場したり、それに関連するアルバイトを続けていたりして、とても人当たりの良い青年でした。

しかし話を聞いていくと、「支援が必要な人に貢献できる仕事がしたい」、「多くの人を、より良い方向に導ける人間になりたい」というように、志望動機が曖昧で、その業界で仕事をしていく意欲と覚悟が弱いように見える場面があったため、指摘させてもらいました。

彼は選考をどんどん進めていきましたが、最終面接で不採用になってしまったとの連絡をいただきました。しかし外資系の有名企業複数者から内定を受け、社会人としての一歩を踏み出していきました。

社会経験のない大学生には難しい課題ではありますが、その業界や企業で働くんだ！という意志を強く持ち、覚悟を決めることは、就職活動ではとても重要です。

そのためには、しっかりとした自己分析と職業分析を行い、自分の向き不向きを把握した上で、情報を整理しながら業界分析を行っていくことが肝要です。

■相談者の声

長くMRとして活躍されている方のお話は、私にとってとても貴重なものとなりました。 その中でも特にMRの将来についてのお話が印象的でした。 今後MRがなくなっていくとされていることに対して、 吉田さんはとても明確なご意見を持たれていました。 学生にもわかりやすく、またこちらの質問の意図を正確に理解して頂き、 現状の「不安」を解消することができました。 貴重なお話、お時間をいただきまして ありがとうございました。