
- 武本 之近
- 株式会社グルコム 代表取締役
- 東京都
- Webプロデューサー
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
(期間が空いてしまいましたが・・・前回コラムも参照ください)
もともとインターネット自体が後発の媒体であり、
多くの企業は、既に印刷物等で自社PRをした会社案内、チラシ、パンフレットなどを持っているとは思います。
例えばその状態から、安易にホームページ制作などを検討した際に、
どうしても、「ホームページに掲載する情報は既にある」と思い込みが先行してしまい、
そのまま何もアレンジせず、印刷物等で使用している情報をそのまま乗せてしまう。
つまりは、印刷物等の情報ありきで、ホームページ制作をしてしまう。
こんな手順を踏んでしまう企業も多いのではないでしょうか。
そんな状態で作成したホームページに、
次々に情報を付けたし、付けたしで掲載していった場合、
/掲載情報の重複
/サブメニューなどを過度に複数作成
/1ページあたりの掲載情報量の増加
/ページ内のナビゲーションメニューの不整合性
などの状況が起こり、訪れたユーザーからしてみれば、
結果、見づらい、使いづらい、などの原因にもなり、サイト運営者自身も
ホームページの全体が見えなくなり、最悪は、更新もされないホームページになってしまう。
こんな悪循環にならない為にも前回コラムにある、
/ホームページを作成する目的(どのように活用していくか)
/ホームページに何を期待するか(目標はなに?)
/ターゲットは?(対象ユーザーは誰?)
が必要になるワケです。
ただ、情報として事前に作成してある印刷物の情報を使用する事は
非常に大事であり、私自身も必要としています。
問題はホームページに使用する場合の、やり方が大事なのだと思います。