〜歯を白くしたい!〜 - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

増岡 健司
医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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〜歯を白くしたい!〜

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歯科の蘊蓄
 歯が白いと明るい性格になれる?
 

 首都圏及び近畿圏で働く女性500 人に聞いた歯の健康調査によると、現代女性の多くは歯の色にコンプレックスを抱いているようです。首都圏・近畿圏どちらにおいても、「自信がある」「まあまあ自信がある」と答えた人は3 割を下回りました。特に近畿圏で「自信がある」と答えた人は1%にも達しませんでした。

「自信がない」と答えた人にその理由を聞いたところ、81%が「色がくすんでいる」と答え、20 代以下では9 割近くに上りました。30 代・40 代以上は「金や銀の被せもの」「義歯の色」なども気にしているようです。

 また、「もっと歯が白ければ、人生や性格にどのような変化が生まれると思いますか?」という質問には、5人に1 人が「もっと積極的になれる」、「人前でも積極的に発言できる」、「明るい性格になれる」と答えており、コミュニケーションに対して前向きになれるようです。
 

 歯を白くするには

 歯を今よりも白く美しくすることを『ホワイトニング』といいます。

 ひとくちに『ホワイトニング』といっても色々な方法があるので、自分の希望や歯の状態に合わせて方法を選択できるよう、歯科医師に相談しましょう。


【歯のクリーニング】

生えたての頃は白かった歯も、食べ物、飲み物、うがい薬、タバコのヤニ等の影響で少しずつ黄ばんできます。この表面にくっついた色素を歯科医師や歯科衛生士が専用の器具でキレイに落とすのが『歯のクリーニング』です。『歯のクリーニング』によって本来の歯の白さを取り戻すことができます。むし歯や歯周病の予防にも効果がありますので、白さの維持と予防のために、定期的に行うことをオススメします。


【ホワイトニング(歯の漂白)】

本来自分が持っていた歯の色よりももっと白くしたい場合には『ホワイトニング』という処置がオススメです。漂白効果のあるお薬(過酸化水素や過酸化尿素)を歯に塗り、歯の表面や内部の色素を分解して歯を白くする方法です。


【ラミネートベニヤ(取り外しできない歯の付け爪)】

歯の変色が激しくてホワイトニングでは白くならない場合や、確実に白くしたい場合に行います。歯の表面を一層削り、セラミックで作った歯の形をした薄い板を貼り付けます。白くはなりますが、薄く歯を削るのでよく考えて、歯科医師・歯科衛生士に納得いくまで相談しましょう。


【差し歯】

歯の変色が激しくてホワイトニングでは白くならない場合や、歯並びも同時に治したい場合に行います。
歯を大きく削り、セラミックで作った被せ物(クラウン)を入れます。白くはなりますが、歯を削りますのでよく考えて、歯科医師・歯科衛生士に納得いくまで相談しましょう。


お口の状態によってできるものとできないものがあります。歯科医院でよく相談しましょう。