お風呂の照明で出来る地球温暖化対策・その1
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インテリアの楽しみ
インテリアコーディネータの必須アイテム!
2008-12-20 12:00
特効薬はなく、先進国の対応もばらばらですよね。
でも経済ばかりでなく、ITの発達によりグローバル化された世界ですから、この問題もグローバルに解決をして行ってほしいです。
インテリアコーディネーターとしてこの問題を考えるとき、インテリアプランの中にもそれを盛り込んでいけると考えています。
難しいとお考えですか??決してそんなことはないのです。
では、簡単な解決策をひとつ。
皆様が毎日お入りになっているお風呂はどんなタイプのものでしょう?
もしユニットバスと言われる予め工場で作られて現場で簡単に組み立てることのできるタイプのバスなら、節電の可能性あり!です。
何故なら、近年ユニットバスの照明は他の部屋の明るさに対抗するがごとく、どんどん明るくなってきています。
一坪タイプか1.25坪のタイプなら間違いなく照明器具は白熱灯の60ワットのものが2灯付いているはずです。
では、お風呂に入る時に合計120ワットの明るさが必要でしょうか?
我が家ではこれらのうち1灯を完全に電球を取り外し、片方の照明器具に40ワットの白熱灯を付けて、合計40ワット、初期設定の3分の1にしてお風呂に入っています。
困ることなんか何にもありません。
最初は暗く感じますが、3日もするうちに何とも感じなくなります。
一事が万事この調子で、階段や廊下など、初期設定では60ワットの白熱灯が付いているものを40ワットや25ワットに変えていっています。
コンビニエンスストアの24時間営業により、ギンギンに明るい空間に慣れてしまった私たちは家に帰ってからもその明るさを求めるようになってしまいました。
でも、お風呂の明かりくらいほんのりと柔らかいものにして、ゆっくりと湯船につかりながら、
くつろげる時間を取っても良いのではないでしょうか?
家は休むところ、という基本に帰っても良いのではないでしょうか?
「地球温暖化」にもきっと少なからず貢献をしてくれることでしょう。
これからも実例を通して、インテリアコーディネーターが感じ、そして考える「地球温暖化対策」を提案していこうと思います。
私が賛同している、気候ネットワークのお知らせです。
http://www.kikonet.org/
気候ネットワークは、地球温暖化防止を目的として活動するNGO/NPOです。地球温暖化防止に取り組む全国の市民・市民団体のネットワーク組織として、温暖化に関する情報発信や政策提言、温暖化国際交渉への働きかけなどの活動を続けています。あなたもぜひ、気候ネットワークの活動にご参加ください。