- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
ピエロの衣装とカンナ
先日沼津の方から
「震災孤児のためのバザー」をするのでとご依頼をいただいた
ちょうどバザー品を提供したばかりで
探したが少ししかないので何かないかと考えました
そこでピエロの衣装と
1万人のエールの笑顔のカンナスマイルを送りました
このピエロの衣装には被災地でのエピソードと思い出がある
少し手放すのが寂しい
でも震災で親を亡くした子どもたちが
少しでも笑顔になってくれたらと思い送ります
【ピエロ衣装のこと】記しておこう
2011年、被災地にカンナを届けにいく活動、福島へは秋になってしまいました。須坂で球根を室に入れる作業の前に花の咲いているカンナをいただき、車に積めるだけ積んで、須坂から福島に向かいました。東中学校で講演、ちょうどカンナスマイルを始めたばかりの頃でした。全校生徒の前で講演の最後に「カンナスマイルの笑顔を被災地にいただけますか?」と問うと、すぐに「はい!」と男の子が手を上げてくれました。中学生にもなるとなかなか大勢の前で手を上げないものです。嬉しかったです。校長先生の計らいで、「講演の後、カンナスマイルに参加する人は校長室にきなさい」と。校長室が溢れ行列ができたと聞いております。その子たちが三春の幼稚園の子供達に色紙を書いてくれました。(写真5・6枚目)2011.10.末のことでした。田辺さんのところでもたくさんのカンナと土をいただき福島に向かいました。その夜は会津若松で講演、翌朝は広野町、そして、三春の幼稚園に行く日はハロウィンでしたから、このピエロと魔女に扮して出かけました。幼稚園の前に施設でも植栽したのですが、そこの理事長先生がカンナの話に大感動してくださり、急遽得意のお蕎麦をご馳走したいと行ってくださり、次の約束が・・・と丁重にお断りしたのですが、どうしてもということで、15分の大遅刻での到着でした。園児たちは外で遊べないで7ヶ月の時ですからカンナの植栽には土も持参し、泥んこ遊びも兼ねました。ブルーシートの敷かれたホールでお行儀よく待っていてくれました。「遅れて本当にごめんなさい!」と深く頭を下げて謝ると、「いいよ、いいよ、大丈夫、大丈夫~~;;」と左の一番前にいた女の子が私の左腕を撫でてくれました。このことは今でも忘れ他ことがありません。年長さんならもう6年生、年中さんなら5年生ですね。覚えているのかしら・・・。どんな子になっているでしょう。覚えていてくれているかな・・・手のひらのぬくもり左腕に今も感じます。植栽のあと、須坂の東中の生徒さんたちが書いてくれた大切な色紙を渡し、魔女の帽子をその子にかぶせて帰りました。元気でいてくれているかしら・・・。この活動は学校や幼稚園という個人情報が厳しくていただけないところで展開しているので、そこが本当に残念なんです。でもこの地球のどこかで(タンザニアにもインドにもオーストラリア他13カ国にバトン)カンナを見たら思い出す子がいてくれると信じています。会えなくても思いをはせることはできます。
友達がピエロ 私は魔女に扮して
少しでも楽しいんで欲しくて
泥んこ遊びも兼ねてカンナ植えました
魔女さんの帽子をプレゼント
須坂の生徒たちは、
幼稚園の子供達が読める様にひらがなで書いてくれました
canna-project.com