「美女と野獣」をアドラーで読み解く・3
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こんにちは、湯田博和です。「美女と野獣シリーズ第3弾」です。
ところで野獣の獣性? 良く言えば野性ってなんのことだと思います?
野獣の姿形って、私、性的エネルギーの象徴だと思うんですよ!
まあ、聴いて下さい。
ある日唐突にやってきて、嵐のような荒々しい力に飲み込まれる。
性的エネルギーってそんな感じ(フロイトはリビドーと呼びました)。
無垢な少年ではいられなくなるのを自覚する。
誇らしくもあり、秘密めいてもいて。
思春期のころ、この内なる野獣を飼いならして行くのに、皆さん 苦労しませんでした?
「自分は犯罪者になるかも」とか恐れませんでした?
私なんか「出家しようか」と本気で悩みましたもん。笑
その意味でこの映画は、王道を行ってます。
性的エネルギーを愛に昇華させてゆく過程を、すべての男女が通った道程を描いてる。
それもあのエマ・ワトソンが演じるベルという超自立した(自己主張と、男女平等という対等さに目覚めた)現代女性の好むやり方で。
お互いの愛が受け容れられ、成就する、そのアプローチのし方を教えてくれています。
これ、アドラーの「嫌われる勇気」的に言うと、「普通である勇気」とも言えます。
そう。
自分は特別な存在だと思い込んでいる人ほど、「普通であること」を受け容れるのって、勇気がいるんです、逆説的だけど。
アドラーいわく。(「嫌われる勇気」)
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人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。
「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれる。
「幸福とは、貢献感である」。それが(アドラーのいう)幸福の定義です。
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もし、あなたが「普通であることの勇気」を持つことができたなら、世界の見え方は一変する…
そのこころとは?
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普通であることは、無能なのではありません。わざわざ自らの優越性も劣等生も、誇示する必要なんか要らないのです。
「わざわざ…誇示する必要がない」ここが肝で、本当にその通りだと思います。
だからマッチョなガストン(ベルに一方的に求婚する男性)はベルに嫌われ、受け容れてもらえなかった。
愛があると、自分が人と変わっていることの証明も、特別さも要らなくなります。
ベルも村の中で独り、疎外感に悩んでいました。
愛の成就は、「ありのままでいい」という自己受容を二人にもたらしてくれた。
人生を共にする契約をした相手があって、一人の人間対人間として真剣に向き合って、月日の積み重ねの中で、特別さが溶けていく感じなんです。
これは私、結婚してみて初めてわかったこと、独身時代にはわからなかった。
だからすごく説得力があり、新鮮でした。
むしろ結婚してからですよね、愛を育むことの大切さ、ある意味「大変さ」に目覚めていくのって。
「愛」こんなに壊れやすいものはなく…そして甘美で、掛け替えのないものもない。
だからこそ、メンテナンスが必要なんです、本当は。
多くの男女が、お互いの違いを超えた次のステージへ行く前に別れてしまう。
ぜひ婚活中の皆様、一歩を踏み出す勇気を。
ではまた。(つづく)
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