周りの言うとおりにすべき？それとも？

セルフ・ヘルプやりたいこと　やるべきこと（Wants & Shoulds） 2008-12-02 14:33

周りがこうしなよ、ああしなよ、といろいろと言ってくれるとき、
あなたはいつもどうしていますか？

友達が（親が、彼が、上司が、同僚が）言うから、言う通りに
したほうがいいのかな、と思ってしまいますか？それとも、
さらに迷ってしまう？

そもそも、私はどうするべき？と周りによく聞くほうですか？

何かをしたほうがいい、しないほうがいい、または
私だったらこうするよ、と周りは親切心から、
本当にいろいろと意見を言ってくれるもの。

周りがこうしたほうがいい、こうしないほうがいい、と
言ってくれることそのものはとてもありがたいことです。

だって、それはやはり気にかけてくれているから
言ってくれるのだし、こちらの立場になって考えようと
してくれているはず。（たまにそうでないときもありますが）

気にもかけず、どうでもよかったら、ああしたらこうしたらとは
言わないはずですから。

だから、どんな意見であろうとも感謝に値するものです。
感謝は言葉に出して伝えておきたいですから、ぜひ
その気持ちを伝えてください。

周りの言ってくれることが自分と同じで、思いを確認できるなら
それはラッキー、迷いなく進めることになりますが、ジレンマが
出てくるのは、自分の本当の思いと違うとき。

たとえば、仕事をやめようかと思うんだけど・・・・とか、
転職しようかと思うんだけど・・・なんて相談をしたら
一体どんな反応が返ってくるでしょう。

〜しようかと思うんだけど・・・と相談を持ちかけるときは
ほぼそうしようとココロの中では決めているはずでは
あるものの、返ってくる反応によっては心が揺れ動くことも
あるかもしれません。

転職しようかと思っているときに、「やめなよ！」と
言われたら、どうしましょう。

もちろん、「思うとおりにやりなよ！」という人も
いてくれるでしょう。

こうなると、さらに「どっちがいいんだろう？どうするべき
なのかな？」と迷い始めてしまうこになりかねません。

答えとしては、やめるのも、思い通りにやるのも
正しくて、どちらが間違っている、ということも
ないのです。

だからここで一番考えたいのは、「私はどうしたいか」
です。

つまり、「思うとおりにしたいか」それとも「やめたい」か、
心はどっちに傾いているでしょうか。

自分がどうしたいかをとりあえずは横へおいておき、
「私はどうするべきか」と自問自答することが
あります。自分がやるべきことがあるのは確かです。

でも同時にそのやるべきことは、自分が心から願うことでも
あって欲しいもの。

自分がそうしたい、という気持ちがないといくら何かを
決断しても選択しても、ずっと続いていかないからです。

続かないことは、望む結果を呼ばないし、結果を
呼ばなければ、自信をなくしたり、自己嫌悪に
つながったりします。

だから、周りの言うことは聞く耳を持ち、そして聞いて
みるべきだけれど、実際にその通りにやるべきかどうかは
自分の「どうしたいか」の気持ちを反映して良いのです。

ただ、どうしたいかが自分でわからないときもあります。

そんなときは周りの言うことを聞いて、実際にそうして
みるのもひとつのオプションです。

ただ、その後自分の気持ちがどう変化していくか
注意して意識していてください。これでよかった、と
思えるなら、ラッキーというもの。

もし違和感を感じたり、やっぱり何か府に落ちない・・・と
思い続けるなら、ここは少し勇気を出してもう一度
選択しなおしたらいいのです。

やり直したって、いいのですから。

このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51504962.html

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