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- 葉玉 義則
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人生５０年を生き抜いた筆者なりの視点で、人生を考えてみよう
という壮大（？）なフォトエッセーです。
ざっくばらんに私なりの視点で〔モノの見方、考え方〕について
語ってみたいと思います。
コーヒータイムとして、お楽しみ頂ければ幸いです。
今日のテーマは「愛着」。
取り上げた写真は、自宅のベランダに置いている「鉢植え」です。
頂き物ですが、枯らしてはいけないと思って、時々、思いだした
ように、水を与えています。
身の回りのことには無頓着な自分ですが、そろそろ２年になる
この鉢に、知らず知らず、愛着が湧いてきているようです。
同じ場所、同じ時間を共有するということは、そういう不思議な
親近感をかもし出すものなのでしょう。
そして、この愛着に対するのが「可愛さ余って憎さ百倍」という
憤りの気持ちでしょうか。
例えば、ＮＯＶＡやグッドウィルのケースでは、、。
最後まで、会社を信じて、頑張っていた社員の方々も多くいたと
思いますが、破たん後、事実が明らかになるにつれ、裏切られた
思いも強くなり、集団訴訟に発展、という流れがありました。
一見、特異なケースのようにも思えますが、実際には、日常的に
起こっている事柄ではないかと思います。
食の偽装が露見する一番の要因は、社員からの内部告発による
ものとされていますが、この行為も、愛社精神からくるものと
察せられます。
会社経営者の方々は、再度「企業は人なり」という精神に立ち返り、
社員たちの会社を愛する心に反しない経営を心掛けていただきたい
ものです。
株主優先の風潮が盛んな昨今の時流ですが、故・松下幸之助氏の
何があっても「社員の首は切らない」という、一昔前、日本人が
もっていた美意識、心根を、世界に誇れれば、と思います。
何はともあれ、目の前の「鉢植え」を枯らさないように、日々、
私生活にも気を配らねばと、元々面倒くさがり屋の自分だけに、
支えになってくれている有り難く可愛い「鉢植え」なのでした。
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