営業マンとして、影響力の高いブロガーになる方法 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

村本 睦戸
ホロデックス 
石川県
ITコンサルタント

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閲覧数順 2024年11月11日更新

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営業マンとして、影響力の高いブロガーになる方法

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本業を活かしたIT活用法 「営業・プロマネ力アップ」メルマガ編
お客さまとお話するとき、「ブログを始められては?」と話題をふると、すくなからず「いやあ。誰も読まないでしょ・・・日記なんて。」という声を結構お聞きします。

「そうですね。内容が日記であれば、読みたい・・・とは思わないでしょうね。ビジネスブログは日記にしてはだめです。」とお話します。


** <<影響力の高いブロガーとは?>>

2008年5月号の日経ネットマーケティングの記事によれば、1日のPV(ページビュー)で「100〜250程度」以上の上位2割のブロガーに顕著の行動は、ネット上の不特定多数との交流を重視し、マス媒体やネットを情報源に活用し、ブログ活動を行うらしいのです。

記事では、
***・情報収集能力
***・情報処理能力
***・情報発信能力
に行動を分けてさらに分析を続けており、以下の結論を発表しています。

「特に、上位のブロガーは、情報発信能力が、その他8割のブロガーとは特徴的な差があり、
”身近なネットワークでも、相談役であり、ネットを介した不特定多数のコミュニケーション”
”さまざまなタイプの人と幅広くつきあう”
”考えの違う人の意見をとりまとめる”
”自分の能力を高めるために努力を惜しまない”

という点が大きく違うというのだ。」

さらに、記事の締めとして
「この結果、このようなブロガーはネット交流や他社への貢献が執筆の主な目的であり、定期的な更新・読み手にとって価値のある情報提供を意識している」となっています。

***影響力を行使できるブログを各人間は、ネット上の不特定多数との交流を重視し、マス媒体やネットを情報源に活用しているらしいその姿勢自体、看板をしょっていない「記者」と言えるような存在ともいえます。


** <<営業マンなら影響力の高いブロガーになれる>>

「記者」といえば、現場の情報を加工して公表する存在です。この存在をビジネスの現場にあてはめるとそれはまさに「営業」といえないでしょうか?

単にモノやサービスを買うだけであれば、誰からでもいいわけです。誰からでもいいなら、より有名なメーカーだけが売り上げるはずですが、現実はそうではありません。それが「営業スタッフの力」です。

新聞や雑誌でも「記者の力」は「ネット」や「IT」によって、さらに影響を及ぼすスピードや範囲が変化しました。となると「営業の力」も記者のように、新たな力を得られるはずです。

例えば、影響力のあるブログの1日にホームページが表示される数が、100〜250程度ということは、1人が1から2ページ閲覧するとして、毎日50〜125人はそのブログを訪れていることになります。

そう考えると、顧客をその程度かかえている営業マンは結構多くいらっしゃると思うので、あながち影響力を及ばすビジネスブログを書けるのも夢ではないような気がしてきませんか?

さらに、言えば、どの程度、顧客に自分自身がアピールできているのか、通常的にブログを見て頂けているのかを、営業マンとしての魅力・吸引力としての評価基準として活用できるのではないでしょうか?


では、この活動が実務にどう活かされるかと考えるとすると・・・・

***無駄な時間を取る訪問営業を繰り返さなくても、定常的なおつきあいはブログを見て頂き、電話でアポという営業スタイルも可能ということになります。あまった時間はもっと売上げを上げるための企画や新規顧客開拓のためのツール作成に使えることにもなります。

最近で」は、携帯でのブログも人気であることから、主婦や若い層などは、携帯のブログを名刺にQRコードで自前印刷して、配るということもいいかもしれません。


** <<”ブログ”+”アクセス解析”を行えば、さらに好循環が発生>>

その後、絶対に必要な反省は、”アクセス解析”を行いながら、ブログの内容を更新すれば、さらに影響力の高いポイントを獲得できます。

アクセス解析で、見るべき項目は、下記の7つ!
・時間別訪問数
・日別訪問数
・リピート、新規訪問数
・アクセス上位ページ
・参照元別アクセス数
・キーワード
・訪問地域

このデータだけでも、かなりの分析が可能です。

例えば・・・・・
***<訪問時間>
ピークは必ず特徴的なものが出てきます・・・満遍なくブログを見ているということは、内容がビジネスよりであれば、めったにありません。
大概は、朝一、お昼、19時や22時以降です。となると自ずからネットを介した(例えばメルマガ)などの配信時間は、朝8時、昼11時、夕方18時、夜21時頃のいずれかのタイミングがいいのではないか?と考えられます。


***<日別訪問数>
例えば、1ヶ月の内、初旬だと5日から8日がピーク。中旬であれば18日。下旬であれば、28〜30日が多い・・・のような結果がでます。とすると、自分の抱える顧客への企画提案はその頃がいいのではないか?とか


***<リピート数>
数が少なくなれば、新規の訪問をアップさせるために、ブログ記述内容あるいは、営業時の提案内容や営業トークにがマンネリ化の傾向があるのではないか?という見直しのタイミングも計れます。


***<アクセス上位ページ>
人気のページの中の内容をもっとシリーズ化するということも可能でしょう。


***<参照元>
アクセス数の多い場所のリンクを増やしたり、似たようなサイトにリンクを張れる内容を増やす。


***<キーワード>
上位のキーワードを含む記事やタイトルを増やす。


***<訪問地域>
その地域特集の記事をしてみる・・・


などなど、普段の営業に活かすネタを影響力の高いブログ作成を努めることで、で沢山拾えるのではないでしょうか?

最後に、ブログがビジネスの好循環を生んだ例として、葛飾区の不動産業者専門の販社「不動産Web最前線」のブログを紹介いたします。

このブログは、当初特定製品の紹介とも思えたのですが、「不動産マーケティング」をテーマにすえた途端、普段の営業活動とうまく好循環を生み、アクセス数アップはもちろんのこと、新しいコネクションや新規ビジネスへのプラスα・・・が生まれています。

***ブログの有効活用のご相談は、ホロデックス