北九州の「e-port構想」
プロ野球がクライマックスシリーズで盛り上がってきていますが、
WBCの監督問題も盛り上がっています。
個人的には短期決戦に強い人に監督はやって欲しく、
コーチはカリスマ型ではなく調整型もしくは目標達成に強い意欲を持つ人に
なって欲しいと思っています。
阪神を辞めた岡田前監督とかどうですかね。
さて、九州から始めたIT事業振興策ですが、福岡です。
福岡という県は色々な顔を持っています。
福岡市で見ても城下町福岡と港町博多、北九州市は玄関口門司、
製鉄の八幡など、県全体でも炭鉱の町もあれば、
場所により大分・熊本・佐賀・山口など隣県との関係もばらばらです。
歴史上重要拠点だった大宰府もあり、元寇の際は激戦も行われましたし、
大内・大友・毛利などの戦国大名もこの地をめぐって争っています。
交通の要地というのに異論はないでしょう。
韓国も近く、アジアとのつながりも非常に強いです。
人口も多いですが、場所により産業の流行り廃りがあり、
福岡市が人口集中進行中なのに対して、北九州は人口が100万人を切りました。
九州新幹線が全通すると、北九州と福岡の間はもっと広がっていくでしょう。
(政令指定都市でプロスポーツチームがないのは北九州市だけになっています。)
そこで北九州復活のためにどのようなIT・ウェブ産業を振興すればいいのか考えてみました。
北九州
人口が多く、空港・新幹線があり、佐賀・熊本方面、大分・宮崎方面の分岐点です。
韓国へもフェリーでつながっており、交通の要衝という特徴は今でも健在です。
九州新幹線には山陽新幹線が乗り入れしますから、九州内の利便でハンデイはありません。
ですが、福岡・博多との知名度や従来の産業の衰退によるイメージが定着しているように感じます。
つまりイメージさえ向上すれば人・企業を呼ぶ要素はあります。
情報の「ハブ」になれる素養が十分あります。
と思って北九州市のホームページを見ていると「e-port構想」というのがあるそうです。
http://www.e-port.gr.jp/index2.html
まさに私が考えていたのがこれ。
ここにはないですが、自治体の効率化の仕組みや企業向けサービスを
ここで設計・開発を行い、そのトレーニングや海外の人の技術交流も含めて行えば、
日本のITの中心になりえると思います。
「e-port構想」には注目です。
このコラムの執筆専門家

- 小坂 淳
- (東京都 / ウェブ解析士マスター)
- 株式会社環
お客様と一緒にウェブサイトの効果を高めていきます。
創業以来、「使いやすいウェブサイト」「PDCAサイクルを回し、常に向上するウェブサイト」を提案しています。アクセス解析、効果測定で問題点や改善点を発見し、ウェブサイトの集客・売上アップを支援するウェブ解析士(webアナリスト)として活動します!
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