いも虫の夢 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

星 和美
グレータープレゼンス 代表
パーソナルコーチ

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閲覧数順 2017年07月22日更新

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いも虫の夢

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あるところに一匹のいも虫がいました。

いも虫は、いつか自分が蝶になることを知っていました。

ずっと地をはう生活をしているいも虫にとって、それは大きな楽しみでした。

きれいな羽でひらひらと舞いながら、日の当たる花畑を散歩するんだ。

おひさまの下で自由にとぶんだ。

いも虫はその日が来るのをずっと待ちわびました。

ある日、さなぎになるときをむかえます。

いも虫は自分の体が変化していくのに意識を向けながら、枝にしがみついてじっと耐えました。

そして、とうとう羽ばたく日が来ました。

どれほどこのときを待ったことか。

ところが、いも虫を悲劇が襲いました。

彼は蝶ではなく、蛾だったのです。

蛾は夜行性。

昼間の花畑をとぶことはないのです。

蛾はがっかりしてしまいました。

ずっと楽しみにしていたことはもうできない。

みんなから嫌われるかもしれない。

彼は毎日、打ちひしがれました。

もうとぶのをやめてしまおうと思いました。

そんなとき、彼はものすごく大きな音を聞きました。

今までに聞いたことがないような爆発するような音。






彼は、その明るさにびっくりしました。

そして、見渡すと周りにはたくさんの人がいることに気がつきました。




彼にはそれが花畑のように見えました。

子どもの花々と一緒になって遊んでいるように感じたのです。

蛾はその日から、毎晩やってきては去っていく花畑を心から楽しみました。

夏が終わるまでずっと。

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