所有物と借り物
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つい先ほどのことです。
「これは、みなの物だからダメ!」
と、3歳の水斗と8歳の花音がオモチャを取り合ってケンカをしておりました。
こんな光景、子供が複数いる家庭なら、度々見かけるのではないかと思います。
話しは変わりますが、たまに子供達と一緒にDVDを借りに行くことがあります。
3歳の水斗はDVDの使い方を覚えて、自分で入れようとするのです。
まだ雑に扱うようなところがあるので、読み込む面を傷つけないかとハラハラすることもあります。
これが我が家が所有しているDVDなら別に構わないのですが…。
何が言いたいかと言うと、借り物なら大切に扱う…ということです。
一方、自分のものだと思ってしまうと、傷付けてもいいか…というように考えてしまうものなのですね。
私達は、この世のものをお借りして姿を現しています。
これは誰しもが同じことで、生き物だけではなく全てのものが借り物です。
借りたものは傷つけないようにしなくてはなりません。
暴力で傷つけるのも以ての外ですが、言葉で傷つけてしまうこともあります。
自分も相手も借り物。
全てのものは借り物だからこそ、大切に扱う必要があるのです。
「これは自分のもの!」
その所有するという心が、残虐なことを平気でしてしまうのです。
「俺の社員だから。」
「私の子供だから。」
と、自分の所有物のように思い通りに扱うことは、民衆を奴隷のように扱った世界の皇帝と同じようなものです。
この世には、自分のものなど何一つ無いんです。
全ては借り物。
だからこそ、目の前にいる人を傷付けたらいけないわけですね。
そして、あなた自身も借り物なわけです。
自分を粗末に扱っていいわけがありません。
本当に人のことを思うということは、自分のことも大切にするということです。
自分も大切、相手も大切。
全てのものを借り物だと忘れないようにしていきたいものですね(^_-)-☆
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