素材が持つイメージも考慮します。
住宅のカラースキームは、ライフスタイルや好みなどから''テーマカラー''を決めて
住い全体の統一感を図るのもよい方法です。
すっきりとしたまとまりのある住いになります。
また、それぞれの部屋の持つ目的や機能も考慮し計画します。
たとえば、ダイニングは楽しく、おいしく食事ができるように…
ベッドルームは、疲れを癒す安らぎのある空間に…
など。
カラースキームを考える場合は、''色''のほかに''マテリアル(素材)''や''テクスチャー(質感)'',''パターン(柄)''''スタイル''、などもトータルに構成していきます。
光源の色温度によっても色の見え方が違います。
ですから、その部屋に使用する照明と同じ色温度の光源で計画すると、配色の思いがけない不調和を防げます。
たとえば、白熱灯を使用する部屋は白熱灯のもとで。
電球色蛍光灯を使用する部屋は電球色蛍光灯のもとで。
昼白色蛍光灯を使用する部屋は昼白色蛍光灯のもとで。
外界から受けとる情報の割合は視覚が圧倒的。
約87%にもなります。
ですから、インテリアを計画するに当たってカラースキームはとても大切です。