(写真)部分矯正か上下矯正か。顎関節症でも矯正は可能? - 矯正方法・費用 - 専門家プロファイル

山本 治
医療法人審美会ウメダデンタルクリニック 院長
大阪府
歯科医師
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(写真)部分矯正か上下矯正か。顎関節症でも矯正は可能?

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審美歯科、矯正歯科の質問と回答 八重歯、叢生(そうせい)、乱杭歯(らんぐいば)

【質問】
歯並びが悪くて矯正を考えているのですが、とくに上の前歯の奥に入っている歯が気になります。部分矯正などは可能ですか?見た目が気になるので裏側矯正なども迷っています。上だけの矯正よりも上下矯正した方がいいですか?出来るだけ安く、抜歯なしでやりたいのですが…。また、費用、期間の目安など分かれば教えてもらいたいです。あと、顎関節症かもしれないのですがそれでも矯正は出来ますか?よろしくお願いします。

【回答】
正面画像を拝見しますと左上2番の舌側転位がみられま、さらに下の歯列(4~5番あたり)に叢生が認められます。
このケースにおいて理想的な治療法は上下のワイヤー矯正となります。歯と顎のサイズにズレが生じているので、要抜歯(左右上下2本)の対象となるでしょう。
治療期間は2~2.5年で費用は半透明のクリアーな装置を使用した場合、90万円前後となっております。

また、上の前歯だけを気にされているのなら左上2番の内に入っている歯を抜歯し、1~3番(3本)のオールセラミッククラウンのブリッジで短期間に歯並びや歯の色、形をトータルに治すことも可能です。
治療期間は3~4ヶ月で費用は1本につき147.000円となります。

残念ながら今回のケースで上だけの部分矯正は、安定した咬合が得られそうにないので不可と判断いたします。

また、顎関節症と歯列矯正の関係についてですが、顎に痛みがあったり開口障害(運動制限)がある場合に限り、矯正治療を慎重に行う必要があります。お口を開いたときに顎の関節に音が鳴る(クリック音)程度なら矯正を行ううえで支障がないと言われています。

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