- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
何かあれば「それ独自開発しましょう。」という話。
はっきり言えば、多くのSIベンダーにとって、独自開発とか、カスタマイズが儲けシロで、パッケージ販売は儲からないというビジネスモデルになっていることが多かったことから、お客様にとって最適な選択肢かどうかを考えることなく、自分たちが売りたいから、売上げが欲しいから簡単に開発を行うことを提案することが多いのです。
中小企業向けのSIベンダーは、今もこの様なパターンが多く残っています。
しかし、本当はパッケージソフトの導入が最適解であることも少なくありません。
業者の立場としては、そうしたお客様にとって最適であることを考え、検討し、提案しなくてはならないに、それができていないのです。
さらに、パッケージを提案してもカスタマイズしまくる場合は、その良さが出てこなかったり、カスタマイズによって事実上独自開発と変わらないシステムになることも珍しくはありません。
それでも、開発が成功すれば問題ないですが、成功できなかった場合は、発注者である企業も、受託した業者にとっても不幸ばかりになります。
中小企業に限定すれば、自社のビジネスモデルの競争力の源泉でなければ、オーダーメイドにこだわらず、パッケージを選定し、カスタマイズをできるだけしないという選択の方が、費用対効果を最大化させることが多いのです。
逆に言えば、会社の競争力の源については、パッケージ選定よりも自社開発をした方がよいことは少なくありません。
いずれにせよ、自社の業務が特別であるという考え方を捨て、柔軟な頭で、パッケージにすることも、オーダーメイドにすることの両方を検討させるべきです。
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岡本興一