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山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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キンキーブーツに見る、セールスプロモーション

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メディアと映画、ずっと楽しい関係。 気ままに映画・TVコラム
ゴールデンウィーク直前は、なぜか忙しくなるのはやはり、お約束なのでしょうか?

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

今回から「気ままに映画・TVコラム」として、
気になった映画、楽しかったTVプログラムなどを取り上げたいと思います。

キンキーブーツです、
ドラッグクイーンです。
性倒錯者です、


ということで、

イギリスの映画、キンキーブーツを紹介です。



ストーリーは、いかにも英国労働者階級が好みそうなストーリーで見ると、ちょっとだけ元気が出る心温まるドラマです。

父の靴工場を相続したばかりの跡取り息子。
長年勤めている技術力ある職人たちのおかげで、靴製品の品質は高いものだったが、近年の安い輸入品に太刀打ちできず、倒産寸前です。

そんなある日、主人公は偶然知り合ったド派手なドラッグクイーン(女装した男性)と出会い、窮屈そうに女物のブーツを履いているのを見てひらめきます。

誰も作らない、&&男性用のキンキーブーツ(SM女王様用のハデハデブーツ)&&を作れば売れるんじゃないか? 

かくして彼とドラッグクイーン・ローラと工場従業員たちの奮闘が始まります。

ここで、面白いのは、


しがない靴工場にあるトラディショナルな商材を、
ド派手な赤ラメのSEXブーツを作って売ると言うトコロ、

セールスプロモーション的に見れば、
二代目の経営者は、初代経営者の影響力が強くて、
なかなか、オリジナリティーを発揮できないところですが、

市場ニーズにあった商品を開発して製造するのは、ビジネスとしてはしごく当たり前のこと、

その商品をいかにブランド化して、市場に提供してゆくのか、
広告やマーケティングの基本が、映画の中にしっかりと表現されているのでした。

日本映画でも、



「フラガール」
「シャル・ウィ・ダンス」
「オールウェイズ・三丁目の夕日」とか、


コンセプトとマーケティングがしっかりあって、、興行的にも作品的にも成功している映画は、
実はたくさんあることに、気がついた今日この頃です。

新しいことにチャレンジすることは、
とっても大切なこと!

なぜって、
それは、時間は未来にしかつながっていないから!
ですね。

「キンキーブーツ」
映画の楽しさと、ビジネスのコツを教えてくれる、
ステキな映画でした。

評価=★★★★☆

キンキーブーツオフィシャルサイト