一般口座での確定申告の仕方
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一般口座での確定申告は、特定口座のように簡単にはいきません。
理由は、証券会社から年間取引報告書が送られてきません。
つまり、年間の取引を取引明細書に基づいて、
自分で年間の譲渡損益を計算する必要があります。
取引が多い人はかなり大変です。
<申告の手順>
1.一般口座での取引があった場合、取引報告書や取引残高報告書をもとに取得価額、譲渡を計算します。
2.申告書用紙は、下記のものを用意してください。
利益がある場合:申告書B (1)第一表 (2)第二表 (3)第三表(分離課税用)
損失の申告をする場合:申告書B (1)第一表 (2)第二表 (3)第三表(分離課税用)(4)第四表(損失繰越用)
3.添付書類
株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
※複数の証券会社にて一般口座取引があった場合は、全ての取引をもとに計算する必要があります
上記以外に、給与収入がある人は「給与所得の源泉徴収票」や
年金収入のある人は「公的年金等の源泉徴収票」などが添付書類として別途必要となります。
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