大黒たかのり(税理士)- コラム「最近の税務調査」 - 専門家プロファイル

大黒たかのり
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オオグロタカノリ
( 東京都 / 税理士 )
大手町会計事務所 代表税理士
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最近の税務調査

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税金 2014-06-25 12:21

税務署が行う税務調査の方法はいろいろあります。


広い意味では、「お尋ね」なども

調査の範疇といってもいいかもしれません。


一番ポピュラーな調査が、

実地調査といわれる調査です。


これは、事前に納税者と税理士に

事前に通知をして行う調査です。


ただし、この調査は税務署側の手続きが負担なため

件数自体は減りました。


その代りに書面での質問や、

来署依頼などの形で調査は行われています。


本来の趣旨からいって事前調査が正当ですが

あの手この手を使って税務署は調査を行います。


調査自体悪いといっているわけではありません。


実地調査以外の調査は、

納税者には連絡が行きますが、

税理士には連絡しなくていいことになっています。


そのため、税理士が知らないところで

税務署と納税者が接触し、

知らないうちに調査が終わっているなんてこともあります。


このやり方は税務署にとっては都合がいいかもしれませんが

納税者にとっては、

何のために税理士に依頼しているのかわからなくなります。


税務署側が、法の趣旨を回避するような手法で

調査が行われることは法を順守させるべき側として

いささか問題だと思います。


また予告なしに納税者の留守に自宅に何度も行き、

本人以外の家族と接触するケースも見られます。


行き過ぎた調査は今後大きな問題になるでしょう。

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