ファーストサーバデータ障害続報 情報漏洩の可能性
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中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。
今日はIT運用管理についてのお話です。
先日お話しました、ファーストサーバの大規模なデータ障害の続報です。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120629/406461/
詳細はリンク先の記事を見ていただきたいのですが、情報漏洩の可能性があるようです。
ついに情報漏洩ですか。大変なことになっています。
程度の差はあるでしょうが、これから大きな影響を被るユーザー企業の存在も明らかになるでしょう。
私もITビジネスの現場で長年仕事をしていたので、よく分かりますが、障害対応時の現場の大変さは想像以上のものがあります。
不眠不休の対応を余儀なくされる中で、身体面の不調だけでなく、精神面の不調も抱えながらの作業。
厳しい状況におかれるからこそ、最悪のケースを想定した事前の準備やテストが重要になってくるはずですが、ファーストサーバはどこまで障害対応を真剣に考えていたのでしょうか。
システム開発や運用管理のことを良く分かっていない人達が、クラウドという安易な言葉を使ってしまう現在の風潮。このことが、今回の事件を招いた一つの要因になっているような気がします。
中小企業にとっても、IT運用管理の重要性は変わりません。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
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