長谷川 進(経営コンサルタント)- コラム「現代のインターネットが抱える象徴的な問題」 - 専門家プロファイル

長谷川 進
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり

長谷川 進

ハセガワ ススム
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
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現代のインターネットが抱える象徴的な問題

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IT化 2009-08-21 10:25
中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はインターネットについてのお話です。

他社サイト履歴を楽天が広告利用していることについて、問題視する声が強まっているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090821-00000044-san-bus_all

楽天としては「違法性はない」「個人情報保護方針で説明している」「無効化する機能を提供している」ということで、この仕組みを積極的に活用していくようです。

利用者としては「情報が勝手に収集されて気味が悪い」「個人情報保護方針は気にしていない」「無効化する機能は知らない」ということで、問題視しているのでしょう。

現代のインターネットが抱える象徴的な問題ですね。
インターネットが社会基盤として普及することで、インターネットの認知度も飛躍的に高まり、利用者も急増している。
一方で、利用者としてはインターネットのことを分かっているようで、実は分かっていないことがまだまだ多いという事実。

インターネットに対する大きなギャップが存在するわけです。

・インターネットはオープンな世界である
・オープンな世界なので自由に情報のやり取りが可能である
・インターネットは技術的にはシンプルな仕組みである

利用者としては、上記のようなインターネットの特徴を再認識すべきでしょうし、提供者としては、ユーザーの感情面を考慮した対応が求められます。

少なくとも「自主的なルール」というあいまいな運用は見直すべきでしょうし、必要ならば、この件について問題なのかどうか、問題ならば何が問題なのかをロジカルに議論すべきでしょう。

インターネットが成熟した社会基盤になるために、前向きな議論をしていきたいものです。

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