IT投資を客観的に判断する視点
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中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。
今日はIT投資についてのお話です。
最近の景気回復基調により、これからIT投資に対しても前向きな議論が行われる機会が増えるでしょう。
多くの企業にとって、成長戦略の実現や新規事業立ち上げにIT投資が必要となるでしょうから、先行して議論を進めることは素晴らしいことだと思います。
一方で、IT投資を客観的に判断する視点の重要性も忘れてはいけないと感じています。
最近流行っているから、競合他社が始めたからといった安易な理由だけで、IT投資の是非を判断することは非常に危険です。
あくまで判断基準は、自社の中長期的な利益向上に貢献することが基本となります。
網羅的な漏れのない視点、全体最適の視点で議論を行いましょう。
必ずしもITを活用する必要がないのかもしれませんし、IT投資よりも優先順位が高いことがあるかもしれません。
IT投資を行わない中小企業であっても、他人事ではありません。
IT活用に自らの時間を費やしているのであれば、ある意味IT投資をしているのと同じことになるわけですから。
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