人を育てることを選択する企業
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中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日は人材育成についてのお話です。
私の周囲の中小企業経営者の方々と話をしていて、最近こんな話を聞く機会が増えてきました。
仕事はあるけど人がいない。
特に人が商品となるIT業界では、この傾向が顕著です。
一時期の景気のどん底状態から脱しており仕事はある。しかし人がいないということです。
人がいないといっても絶対的な人不足というわけではありません。顧客の要望に応える人がいないということです。
顧客が要望する人というのは、単価が安く仕事の質が高く仕事が速く若いというのが典型的なパターン。
しかし、このような人はすぐに売れてしまいますので、余っていません。探してもなかなかいません。
というわけで、この状況を打破するために、人を育てることを選択する企業が現れ始めています。
当然この選択にはリスクが伴うという考え方もあるでしょうし、実行していくうえでは大変なこともあるでしょう。
しかし、着実に中小企業が成長戦略を実現していくという意味においては、選択肢としてありだと思います。
この選択肢は面倒なことと感じるかもしれませんが、実は成長戦略実現のための近道なのかもしれません。
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