システム導入は自社開発かパッケージ利用か
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中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はシステム導入についてのお話です。
矢野経済研究所は、ERP・業務アプリケーションにおける自社開発システムの利用意向について行ったアンケート調査の結果を発表、自社開発システムの利用企業が減少傾向にあるとしました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130115/449601/?ml
詳細はリンク先の記事を見ていただきたいのですが、今後のシステム導入では自社開発に替わってパッケージ利用が進むと予測しています。
パッケージ利用が進むという予測は特に驚きはありませんが、現状のパッケージ利用が思った以上に進んでいないというのが、私の率直な感想です。
確かに昔から、「ITは何でもできる」「ITはユーザーの全ての要望を満たすことができる」といった風潮があり、特に日本ではその傾向が強いと言われていました。
そうすると、パッケージのカスタマイズといった話になり、結局パッケージは使えないねという展開になるわけです。
そろそろ、ITに対する発想そのものを変える必要があると認識すべきでしょうし、必要に応じて教育なども行った方が良いですね。
システム開発や運用にはコストがかかっていること、IT投資の基本は中長期的な利益向上への貢献であることを忘れてはいけませんね。
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