第一印象だけでなく、第二印象、第三印象、
ずっと好印象を与える対人コミュニケーションに欠かせないのが「身だしなみ」です。
 
五感の視覚、嗅覚、触覚の3つの感覚に訴えかけ、
好印象を与える「最高の身だしなみ　服装編　2」をご紹介します。
 
今回は、「装いのエチケット＆マナー：インナー編」です。
 
インナーとは、直接肌に触れる下着のことです。
頻繁に人目に触れるところではないですが、みなさんはどんな気遣いをしていますか？
 
インナーには、全く気を使わない方もいれば、
インナーまで、凝ってお洒落をしている方もいますよね。
 
相手を不快にさせないエチケットとして、良識ある社会人としての身だしなみを取り上げています。
お洒落という観点ではなく、主に下着の役割を取り上げて行きます。
 
◆ インナーの主な役割 ◆

・汗を吸い、肌を清潔に保つ
・身体の汗や脂の汚れからアウターを守る

 
◆ インナーの種類 ◆
 
・肌着（Tシャツやタンクトップ、女性ではキャミソールやスリップなど）
・ショーツ（男性ではトランクスやボクサーパンツ、女性のパンティなど）
・ブラジャー（これは女性のみ）
・靴下（ストッキングも含まれます）
・スパッツ（ステテコ、レギンスなど）
 
◆ ケア＆メンテナンス ◆
 
インナーの買い替え時期を考えたことがありますか？
ケアとメンテナンス、替えどきです。
 
・着用したら毎回洗濯しましょう
・洗濯しても臭いや汚れが取れなくなったら替えどきです
・サイズが合わなくなったら替えどきです
・生地が薄くなると機能が劣っている証拠なので替えどきです
・デリケートな部分に触れる場所の生地がザラザラしてきたら替えどきです
 
◆ エチケット&マナー ◆
 
男性が着用するワイシャツは中世に考案された下着でした。
現在は、ジャケットのインナーとして、アウターとして、着用されています。
しかし、Tシャツの基本はインナーです。
改まった場所でのTシャツはマナー違反とみなされることがありますのでご注意ください。
インナーの中でも靴下は人目に触れやすい部分なので、破け、汚れ、毛玉など、外出時には特に注意してください。
日本には和室文化がありますので、予期していなくても靴を脱ぐ場面があることを想定しておきましょう。
 

インナーの役割に合った機能は、通気性が良く、吸収性が良い素材です。
そして、皮膚に直接ふれる部分でもありますので、肌触りも重要なポイントです。
直接肌に触れるインナーの選択により、心地よく過ごすことも、心地悪く過ごすこともできます。
インナーからのストレスを減らし、快適な夏ライフを過ごしてくださいね。
 

・インナーの見直しをいつやりますか？