吉武 利恵(人の印象の専門家)- コラム「招かれる側の座布団の注意点」 - 専門家プロファイル

吉武 利恵
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

吉武 利恵

ヨシタケ リエ
( 東京都 / 人の印象の専門家 )
リリア株式会社 代表取締役
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招かれる側の座布団の注意点

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礼儀作法 2014-09-01 11:00

イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。

日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。

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   日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.56

 

   今回のテーマ「 招かれる側の座布団の注意点 」

 

                                    日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵

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日本人だからこそ、最低限の和室の振舞いは身に付けたいものです。

和室に通された際に必要になる座布団の注意点をご紹介してまいります。

 

お客様を招く側、招かれる側の座布団のルールがあります。

今回は、招かれる側の客として知っておきたいポイントです。

 

◆客として招かれた側の座布団のポイント

 

1.  座布団の位置を変えない

 

家主がおもてなしの心で、座って欲しい場所に座布団を準備してくれています。

座布団を手で引き寄せて、勝手に位置を変えないでください。

 

2.  座布団をひっくり返さない

 

座布団をひっくり返すと埃が舞います。

座布団には表裏と前後があるので、勝ってにひっくり返さないようにしましょう。

 

「家主が準備してくれた座布団が気に入らない」

「この座布団は座り心地が悪い」

など、無言のアピールになってしまうかもしれません。

 

1.  挨拶は座布団の上でしない

 

挨拶とお辞儀は座布団下座におりて行います。

既に座布団に乗っているときでも、一旦おりてお挨拶すると丁寧です。

 

2.  座布団を踏みつけない

 

座布団は座るための道具です。

座布団を踏みつけるものではありません。

 

3.  座布団の乗り降りは膝を使う

 

両手をついた動物のような四つん這い状態は避けたいところです。

腰から上の上体は立った状態で、足と膝を使って座布団を乗り降りします。

足腰が弱い方は、片手の指先を軽く支えにする程度であれば、美しい動作に見えるはずです。

 

4.  座布団から膝が飛び出ない

 

身体に比べて、小さい座布団もあります。

膝が飛び出た状態て座ると「こんな小さい座布団を用意して!」と無言のアピールになります。

後ろは足は飛び出ても良いので、膝頭と座布団の前線を揃えましょう。

 

 

座布団一つでも正しいとされる振舞い方があります。

全てに「相手に敬意を表す」意味が込められているのです。

 

 

・和室で正しい動作の振舞いをしている方を見ると何を感じますか?

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