イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。

日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。

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  日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント！　Vol. 4

  今回のテーマ「　印象は振舞い力で決まる！　」

  　　　　　　　　　　　　　　　　日本文化・着物礼法研究家　吉武利恵

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あなたは友人から「印象をアップしたい」と相談を受けたと仮定したとき、

その友人に対して、どこを変えると良いとアドバイスしますか？

服装を変えると良い、髪型を変えると良い、女性ならメイクを変えると良いなど、

見た目の外見に関するアドバイスが多くなりそうだと思いませんか？

みなさんはどうでしょうか？

前回のコラムでご紹介した「印象の良い人・61個」をグループ分けしてみると面白い分析ができました。

外見力・振舞い力・コミュニケーション力・教養（博識）の4つのグループに分けてみます。

1位、振舞い力：No.3～No.45の43個（70％）

2位、コミュニケーション力：No.46～No.57の12個（19％）

3位、教養（博識）：No.58～No.61の4個（6％）

4位、外見力：No.1～No.2の2個（3％）

なんと、外見力はたったの2個、3％でした。

その2個は「さわやかな人」と「清潔な人」という、身だしなみに関する部分のみ。

もし、ファッション業界の方が参加していれば、「おしゃれな人」くらいは入りそうですが、それにしても圧倒的に数が少ないことに違いはありません。

第一印象では、見た目の外見は重要ですが、その後の第二、第三印象では、いくら外見だけ良くしても化けの皮が剥がれるということでしょう。

おしゃれな服装がダメだと言っている訳ではありません。おしゃれに気を使うことはとても良いことです。

おしゃれをしている自分自身のモチベーションも上がりますし、見ているこちらも楽しくなりますよね。

しかし、「印象が良い人」とイコールではないことが分かります。

人が相手を良い印象だと判断する時は、何を着ているかよりも、どのように手入れされた状態で着ているかという、身だしなみを重要視していることが分かります。

人柄が現れる「振舞い」に関する部分が一番人の心に大きく影響しているという結果になりました。

外見力、振舞い力、コミュニケーション力、教養（博識）のどれかに偏るのではなく、どれも重要。バランスを取ることが必要です。

・自分自身で足りないと思う部分はどこでしょうか？