沼田 順(ファイナンシャルプランナー)- コラム「1月のソニー銀行の金利発表」 - 専門家プロファイル

沼田 順
住宅金融公庫出身のFPが貴方のマイホームライフをサポート

沼田 順

ヌマタ ジュン
( 兵庫県 / ファイナンシャルプランナー )
Office JUN 代表
Q&A回答への評価:
4.6/88件
サービス:5件
Q&A:116件
コラム:535件
写真:0件
印刷画面へ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼
「住宅ローン、不動産アドバイス」 (※外部サイトへのリンクです)
公式ブログ

1月のソニー銀行の金利発表

- good

相談業務 店舗タイプ 2010-12-17 08:00

 

銀行の中では、数少ない翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、

今月も固定金利の引き上げが目立ちます。

 

まず変動金利が3ヶ月連続で1.281%に据え置かれました。住信SBIネット銀行が

0.975%という水準を掲げてから、変動金利は住信SBIネット銀行に流れているようです。

金利を引き下げて勝負するには、成約件数が多くなければならず、この辺りでソニー銀行は

苦戦しているように感じます。

 

なお、日本銀行が政策金利を0.1%から0.0%~0.1%の水準に引き下げましたが、

実際に変動金利の指標となる短期プライムレートが引き下げになっていないことから、

1月の変動金利はどの銀行も横ばいの見通しです。

 

また1月の固定金利は、株高や大手銀行の日本国債売りで長期金利が上昇したことから、

固定金利は全て引き上げになっています。期間20年超の最長期間の優遇後の金利は

前月比0.218%高い年2.820%です。前日の長期金利の終値も1.255%とまさしく

1.2%の攻防が続いています。

 

従って、1月の固定金利は銀行のプロパーローン(独自ローン)、機構のフラット、

共に上昇する見通しです。

 

今後の見通しですが、前日に発表された日本銀行の12月の企業短期経済観測調査(日銀短観)は、

7四半期(21ヶ月)ぶりに悪化しましたが、市場予想は上回るという非常に微妙な結果となりました。

 

景気は円高の影響を受けて悪化しているものの、予想よりも悪くはないということで、

しばらくは株価も長期金利も揉み合いの展開が続くものと考えられます。

 

そうなりますと2月の住宅ローン金利は1月から横ばいの可能性がもっとも高いと考えられます。

 

ソニー銀行、住宅ローン金利

 

 

沼田 順 (CFP上級国際ライセンス)

 

私のブログで、住宅ローンや不動産について役に立つ知識をご提供しています。

よろしければ、ご訪問くださいませ。(CFP認定者、日本ブログ村等連続1位です)

 

住宅ローン、不動産アドバイスブログ

カテゴリ 「相談業務」のコラム

カテゴリ このコラムに関連するサービス

メール相談 初めての住宅ローン選び(メール、提案書なしプラン)

貴方は住宅ローン選びに自信はありますか。そんな時は、住宅金融公庫出身のCFPにおまかせ下さい。

料金
5,000円

最近は住宅ローンも様々な商品が登場し、本当に自分のライフプランに合った住宅ローンを選択するのが難しくなりました。しかし、住宅ローン選びは物件を選ぶのと同じくらい大切な作業であり、この作業を中途半端にしてしまうと将来の生活設計も狂いかねません。公庫時代から現在まで、住宅ローンを見続けてきた筆者が、将来の金利動向も踏まえ、お客様に本当に合った住宅ローンを選べるように、サポートいたします。

初めての住宅ローン選び(メール、提案書なしプラン)
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム