Noriko(姿勢・歩き方コンサルタント)- コラム「猫背は、胸を張ることや背中を鍛えることでは解消されません。」 - 専門家プロファイル

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( 大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント )
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猫背は、胸を張ることや背中を鍛えることでは解消されません。

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2011-11-14 11:10

ウォーキング講師のNorikoです。

私は、何千人と歩き方を見てまいりましたが、力が入り体が巡らない立ち方や歩き方をされている方がたくさんいらっしゃいます。

一般的に良いと言われている姿勢や歩き方自体が、未だに力を込めるものであることが変わらない限り、信じて頑張る人は居続けます。

さとう式リンパケアの公認インストラクターになり体液循環や筋肉の性質を学んだことで、さらに上記のような方が多いことを危惧して止みません。

たとえば、猫背の方が胸を張る…
ただでも、いつも伸展させられている背中の筋肉は固くて巡らなくなっているのに、胸を張ることで、その筋肉にまた負荷をかけてしまっているのです。

胸を張っている姿勢って、とても疲れるでしょ?疲れる姿勢というのが、そもそもおかしいです。

猫背は、大胸筋の縮みにより起こります。背中の筋肉の衰えではありません。
大胸筋の縮みをなくすことが、猫背の解消となるのです。
そうすれば、大胸筋に引っ張られていた僧帽筋の伸展が無くなり、嬉しいことに肩こりまで解消されていくのです。

胸を張ることは、背中だけでなく、腰も反りやすくなり、体には非常に悪い姿勢なのです。

それから、腰から足が出ているように大股で歩く。これがまた、足の力が抜けない歩き方。
筋肉が固い方が、この歩き方を続けると、ずっと足が棒のようにカチッとロックされ、とても巡りが悪くなります。

地面に足を下ろしているときも、地面を蹴っているときも、重力による負荷が体にかかりますね。
この負荷は、もちろん必要です。

でも、足が地面から離れているときまで、わざわざ負荷をかける必要は全くありません。
と、いうより、『力を入れたら力を抜く』瞬間が無ければなりません。

Noriko式ウォーキングでは、膝・鼠径部をリラックスさせた状態を作り足を運びます。
これなら、長く歩いても疲れません。
この足運びができるようになってからなら、大股で歩いても大丈夫です。

私がこだわっている姿勢と歩行は、

●骨盤を立てること

●大胸筋など体前面の筋をゆるめること

●膝や鼠径部の緊張を解き、足の力を抜いて歩くこと

これで、体は楽ですし、見た目も良くなり、体型だって維持できます。

巡りが悪い動きをしていたら、全てを手に入れることはできません。

そして何よりも、姿勢維持や歩行は、日常の動作だということを忘れないで頂きたいと思います。


――――――――――
Bjウォーキングスクール インフォメーション

●少人数で、しっかり学べるリンパケア講座予定(Bjウォーキング主催・心斎橋)

11月28日(月)13時・筋をゆるめる(肩こり解消法・圧したり揉んだり叩くことは一切なし)

11月28日(月)16時・初級(全身のリンパの流れを促す手法・自分でできるフェイスリフトアップ)

●土曜日開講(さとう式本部主催・新大阪)

12月17日(土)9時・筋をゆるめる

12月17日(土)11時・初級

詳細・お申し込みは、

BjウォーキングスクールHPで。 http://www.walking.school-info.jp/

 

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