森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- コラム「大増税時代に備えよう」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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大増税時代に備えよう

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える 2011-10-03 15:43

ギリシャの債務問題が深刻化している模様です。

今月中に新たな国際的支援を受けるため、
公務員給与や年金支給額の削減、不動産税増税など、
厳しい緊縮財政を迫られています。

このため、ギリシャ国内では、デモやストライキが頻発し、
地下鉄やバスなどの公共交通機関が止まることもあるようです。

ひょっとすると、ギリシャは、近い将来に、格付け会社から
デフォルト(債務不履行)を宣言される可能性もありそうです。

ちなみに、日本の債務問題もかなり深刻です。

IMF(国際通貨基金)のホームページで調べたところ、
日本の債務残高は、2015年にGDP(国内総生産)比で、
約250%に達する予測とあります。

一方、ギリシャの2012年のGDP比の予測が、約189%です。

ご参考までに2009年時点で、この数字は、
ギリシャ 約127% 日本 約216% でした。

これを見る限り、日本の債務問題は、ギリシャのそれを
上回っているようです。

万一、日本国債がデフォルトになれば、
ギリシャとは、経済規模が違うので、
世界経済にとてつもない影響を及ぼすことになるでしょう。

いずれにしても、日本国債が国内で消化しきれなくなるなど、
切羽詰れば、日本国民も大増税を受け入れざるを得なくなります。

あるいは、年金の支給開始年齢の引き上げなど、実質的な年金削減を
受け入れることになるかもしれません。

国の債務問題は、いずれ国民生活にも、直接的な影響が出てくると思われます。

それに備えて、大事なことは、いつも書いていますが、
複数の収入源を持つことです。

もちろん、金融資産運用も収入源の一つになりえます。

くらしを守るための資産運用です。

金融知識や投資経験に不安のある方は、FP事務所を利用するのもひとつの方法です。

なお、FP事務所では、単に「何かを買えばよい」というお話ではなく、
金融資産運用の成功に向けた「計画作り」のサポートをしています。

将来のことを真剣に考える方は、ぜひ一度ご相談ください。

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