森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- コラム「住宅購入時の不安を軽減する方法」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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モリモト ナオト
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
森本FP事務所 代表
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住宅購入時の不安を軽減する方法

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える 2015-05-20 15:32

我が家は、いくらまでの住宅を買えるのか
という趣旨のご相談が増えています。

最近は特に、金利、税制など、歴史的に見て好条件です。

今がチャンス、と、言えなくはありません。

ただし、景気が回復傾向の中、物件が割高になっている可能性もあります。

また、日本は、人口減少社会に入っていますので、物件内容、地域によっては、
将来、売るとした場合に、買い手が付きにくくなるケースも想定されます。

お金の世界に、無条件においしい話はない、との認識は常に必要です。

さて、その上で、住宅購入の不安とどう向き合うかです。

一番の悩みは、購入予算だと思います。

住宅ローンの計画を含め、買っても無理のない予算を割り出すために、
まずは、キャッシュフロー表(CF表)を作成する必要があります。

CF表とは、分かりやすく言うと、人生の資金繰り表です。

多くのFPが、住宅購入時のCF表作成を推奨していますが、私も同意見です。

FPと打ち合わせるべき、もうひとつのポイントは、出口戦略です。

例えば、万一、収入の激減などがあれば、売り抜けられるようにしておく、
ローン金利が急上昇した時は、繰上げ返済で対処できるようにしておくなどです。

リスクの管理ですね。

入口部分に意識が集中し過ぎて、この出口戦略のない方が多いと思います。

そして、お金の計画を立てたら、次は、物件選びです。

FPによっては、住宅購入のプロセスにも、同行、同席してくれるケースがあります。

住宅営業マンは、その場限りのお付き合いになることもありますが、
FPは、家計のホームドクター的な立場なので、継続的なお付き合いが前提になります。

実際、私も同行、同席することがありますが、責任がありますので、
長い目で見た慎重なアドバイスにならざるを得ません。

不動産取引には、どうしても駆け引きの要素がありますので、そんな中で、
味方をつけることは安心につながります。

またマイホームは、イザ購入が決まると、金銭感覚がマヒしてしまう傾向があります。

さまざまなオプションも魅力ですが、大盤振る舞いにブレーキを掛けてくれるのも、
あなたの担当FPかもしれません。

他に、税制や公的制度を知らないという理由で、損をしている人もいます。
この点も、FPがフォローしてくれます。

マイホームは、一生に一度かもしれない大きな買い物です。

判断次第で、人生の資金繰りに、数百万円~の違いが生まれます。

相性の良いFPを見つけられれば、住宅購入時の相談メリットは実感できるはず。

少なくとも、家を買う時は、第三者立場のFPと相談しながら、CF表を作る、
という文化が、もっと広がればいいなと思っています。

ちなみに、FP相談料の相場は、初回で数千円~1万円程度です。

もしもあなたが今、住宅購入を考えているなら、まずは、FP事務所の「初回相談」
から試してみてはいかがでしょうか。

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