宮代 眞弓
ミヤダイ マユミスパイスで遊ぶ(カモミール)
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はじめまして、こんにちは。
洋菓子研究家の宮代眞弓です。
梅雨から夏にかけてのこの時期、お仕事でよくハーブやお茶のレシピやコメントを求められました。
スッキリしないこの時期には、リフレッシュできる何かで生活を爽やかに楽しく出来たら良いですものね。
このリフレッシュできる何かにスパイスを当てはめて、楽しんでみようと思うのです。
まずは、スパイスって何?と言う方の為に
スパイスは、料理に風味や香りを与えてくれる美味しい「調味料」であり、体を健康に保つ働きをしてくれる「生薬」。その種類は世界的には千種類を超えるとされています。葉の部分を使うもの、種子の部分を使うもの、樹皮や果実、花の部分だったりいろいろです。
第1回目は、お気に入りのハーブ「カモミール」で遊んでみましょう。
10数年前、イギリス家庭のハーブガーデンにあこがれて、カモミールはもちろんの事、ローズマリー、タイム、ミント、ディル、フェンネル、バジル、マジョラムなどなど・・・お庭にいろいろなハーブを植えました。
最初は料理に使おう!と意気込んで植えたわけではなかったのです。その中でカモミールは1年草のジャーマンカモミールではなく宿根草の方を選んだので日当たりも風通しも良い場所に植えたらどんどん増えて、これが毎年ちゃんと花を咲かせるのです。花を咲かせて見ているだけではもったいないと言う気分になってきました。
カモミールの植え付けは春4月~5月と秋9~10月。収穫は4~7月です。さし木でも簡単に増えます。花の咲き始めはデイジーのように平たい形をしていますが、次第に中心の黄色い部分が膨らんで白い花びらは下に下ってきます。そうしたら収穫出来ます。香りが最もよくなる時期です。良く晴れた日の午前中に摘み取るのがいいと思います。
最初はやっぱりハーブティーにしましたよ。ミントと共にお茶にして収穫後は心と体をリラックスです。ただ熱湯を注ぐだけですから誰にでも出来ます。タンニンやカフェインを含まず副作用の心配のないハーブティーは昔から一種の民間薬として親しまれてきたものですものね。
にきび、湿疹、かゆみの改善に有効とも言われていますから、石鹸にしてもいいですね。私はもっと簡単に袋に入れてお風呂にポン!不眠症、イライラ、初期の風邪にも効くと聞いてカモミール風呂を楽しみました。
でもやっぱりお菓子を作って・・・が私のお仕事♪「カモミールのマフィン・はちみつレモンクリーム」レシピはコチラhttp://www.food-sommelier.jp/recipe/R0068/128997.html
リラックスハーブ・カモミールで遊んでみてね。
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