向井 啓和(不動産業)- コラム「海外赴任者が不動産を買うには」 - 専門家プロファイル

向井 啓和
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ

向井 啓和

ムカイ ヒロカズ
( 東京都 / 不動産業 )
みなとアセットマネジメント株式会社 
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海外赴任者が不動産を買うには

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住宅ローン&投資用ローン全般 2008-11-30 16:00
不動産購入において現金を全額支払って購入する場合以外には日本人の海外赴任者は非常に不利な状況に陥ります。日本の銀行の融資スタンスとして、日本人居住者と外国人の永住権を持った居住者に対しては不動産購入の際のローンを一般的に提供します。しかし日本人でも海外赴任、海外留学等している人は日本の融資を概ね受けられません。日本人が日本の不動産を買うのに日本の銀行が全くサポートしてくれないという理不尽が待っています。住宅ローンや投資用ローンも居住者を対象にしておる為難しいのです。また、連帯保証人が日本にいる身内等であれば場合によっては対応してくれるようです。

海外に住んでいる日本人でも「将来戻った時に家を建てたいので割安な土地を買いたい。」とか「将来日本で年金暮らしをするけど今は海外現地法人の役員をしているので動けない」とか「日本の金利は低くて、不動産も安いので不動産投資をしたい」というニーズが存在します。ただ、画一的な日本の銀行のマスマーケティングでは対応出来ないのが現状でしょう。海外に出れば出るほど日本の状況が客観的に見える事もありまして、日本の不動産が割安であると考える方が大勢おります。

一方、先日ご紹介したオーストラリア・コモンウェルス銀行の不動産ローン等は20歳以上の方であるか、コモンウェルス銀行の支店がある所に所在する法人という縛りになっております。つまり、日本人だとか外国人だとかという差別が無いだけでなく場所の制限もございません。(ただ、当然ながら年収や資産背景がしっかりしていないと難しいですが。)今後この様な発想の外資系のローンが日本でも増えそうです。今のところはナショナルオーストラリア銀行とこの2行が競って日本向けの不動産ローンビジネスを拡張しております。日本の物件を購入したい海外赴任者には力強い味方になってくれるかもしれません。

コモンウェルス銀行はこちらhttp://www.commbank.co.jp/JP/index.html
ナショナルオーストラリア銀行はこちらhttp://www.nabasia.com/0,,88158,00.html

これらの銀行に話を持ち込んでいる現在進行形の案件もありますのでより詳細に状況を把握して何が出来て、どう柔軟に対応してもらえるかチェックして行きます。もし海外から日本の不動産投資を考えていらっしゃる方おりましたらご連絡を http://www.minato-am.com/
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