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ケース(6)楽しいことなんて5%?
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キャリアカウンセリング
ケーススタディー
2007-03-31 12:54
「社会人になると楽しいことは5%」という言葉を
学生さんから聞きました。
周囲の大人たちから小さいころから聞かされたり、
学生時代の先輩が社会に出てそういう話を聴いたり、
「働くことは、つらいこと」
「社会人なんて、つまらない」
「プライベートがない人生なんて・・」と
思い込んでいる方が多いのではないでしょうか?
仕事は、面白おかしいものでは決してありませんが、
働くことが楽しめないと、確かに苦痛な人生ですよね。
そんなとき、「楽しみ」を外に見出そうとする人は、
もしかしたら「楽しいことは5%」と思うのかも知れません。
若いうちは、仕事を覚えるのに精一杯で、会社にいる時間も
物理的に長いですし、仕事に対して楽しめるレベルまで
行くのに時間がかかるからです。
でも少しずつ仕事ができるようになってくると、その仕事の意味や
責任の重さを感じるようになり、それをやりきったときの
喜びや楽しさを感じることができるのではないでしょうか?
仕事を楽しめるか楽しめないかの究極は、
楽しみを環境に期待するのか、自分自身で感じる工夫を
するのか、そのあたりに答えがあるような気がします。
ちなみに私は仕事は昔から大好きです。
もちろん苦しいときも逃げ出したいときも、未だに
沢山ありますが、それ以上に「やりがい、楽しさ、
責任」などを感じ、非常に人生を面白くしてくれています。
働くこと、世の中は、楽しい。
そう思える若い人を沢山増やしていきたいですね。
これもキャリアカウンセラーとしての私のミッションの
1つだと思っています。
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