齋藤 めぐみ(キャリアカウンセラー)- コラム「小学校から大学まで「キャリア教育」 」 - 専門家プロファイル

齋藤 めぐみ
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

齋藤 めぐみ

サイトウ メグミ
( キャリアカウンセラー )
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小学校から大学まで「キャリア教育」 

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徒然 2009-03-03 12:00
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090303/edc0903030133002-n1.htm

(提供:Benesse教育情報サイト)

キャリア教育には、望ましい職業観・勤労観の育成だけでなく、「自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる」ことも含まれます(1999<平成 11>年の中教審答申)。


キャリア教育とは何か?
というのは、私の中でも今後の仕事におけるテーマですが、
「自己理解と自ら選択し意思決定する力の育成」だと
私も感じています。

昨年、小学校6年生、中学校1年生、高校3年生向けに
ワークショップや講演をする中で、彼らに伝えたメッセージも
まさにこのことです。

自己の個性ってそもそも何か?
どうやって理解するのか?
選択肢を作る力はどう養うのか?
意志決定力の磨き方とは?

など、本来、家庭内、地域内、学校内での
他者とのかかわり合いの中で磨かれるものが、
関わり合い自体が減ることにより、学ぶ機会が減っていて
そのまま大学生となり就活をしているように感じます。

一方、大学におけるキャリア教育の充実も課題です。最近では、ほとんどの大学が就職支援のための教育をしていますが、実際には資格取得などが中心で、大学におけるキャリア教育とは何かという視点が、これまでありませんでした。


ここにもありますように、現在、大学のキャリアセンターに
勤務していますが、大学で行うキャリア教育=就活スキルUPに
なっていないか?日々自問自答しながら学生と向かい合います。

そもそも「キャリア教育とは何か?」に立ち戻り、
大学でのキャリア教育やキャリアセンターの在り方を
考えていかなくては、従来の就活支援では、
無業者を減らしたり、終業後3年以内の離職率低下にはつながりません。

大学は進路決定率を上げることが目的ではなく、
「彼らが自分自身を理解し、自分自身の力で進路を選択する」ためのサポートを行うこと。

これが最も決定率をあげ、離職率低下につながると思いますし、
何より学生が周囲や社会や会社のせいにせず、自己責任において
自分の人生を意志決定していけるようになると私は信じています。

それが本来の教育であり、学生を自立し社会に送り出すという
教育機関の役割だと思うからです。

自分自身のキャリアカウンセラーとしてのスキルやマインドも
向上させ、より学生を健全にサポートしていけるようになりたいと思います。

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