齋藤 めぐみ(キャリアカウンセラー)- コラム「自己分析は何のためにするのか?」 - 専門家プロファイル

齋藤 めぐみ
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

齋藤 めぐみ

サイトウ メグミ
( キャリアカウンセラー )
キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
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自己分析は何のためにするのか?

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キャリアカウンセリング 就職活動(新卒) 2008-12-10 10:14
新卒の就職活動における「自己分析」については、
キャリアカウンセラーや就職支援の会社様の意見も
さまざま割れるところではあります。

でも私は「自己分析」というか「自己理解」推奨派です。

というのも、自分のことがよくわかっていないと
働くモチベーションや就職活動するモチベーションも
湧いてこないのが現実です。

自分自身を肯定することができないと、
どう動いてよいかわからなくて、
だんだん就職活動自体へのモチベーションが下がり、
働くことが不安になり、フェイドアウトしてしまう学生も多いからです。

そして就職に対する不安だけではなく、日常抱えるさまざまな悩みなど
あらゆる側面で話を聞き、彼らが彼ら自身と向かい合うことで
少しずつ生きる、働く気持ちが醸成されていくのも事実です。

自己分析は、やりたいこと探しではなく、
自分の人生を自分で幸せにするための、
まず第一歩目であると私は感じています。

自分という存在を少しでも好きになってほしいし、
これからの未来、人生に夢と希望を持ってほしいと私は思います。

きれいごとと言われても、自ら湧いてくるモチベーションでなければ
内定取って、就職した後、また道に迷ってしまいます。
とことん取り組んでもらい、失敗したら、またそのプロセスも
成長につながると思うので、彼らの目標を内定ではなく、
その先の自分の人生においてもらっています。

私自身が、就職活動に失敗し、就職できないところから
20代が始まりましたが、今、このように仕事を愛し、人生を楽しみ、
苦しいことがあってもなお、幸せだと言える毎日なので、
少しでも彼らの今のプロセスにより添い、支えていきたいと思っています。

氷河期だけど、がんばろう。
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