起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上
山本 雅暁
ヤマモト マサアキ
(
神奈川県 / 経営コンサルタント
)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
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事業計画の作成ポイント;事業概要の作成ーその1
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経営戦略
事業計画
2009-02-22 23:20
このコラムでは、"事業計画"のタイトルのもとに、"事業計画をどのようにして作成していくのか"、主要ポイントをシリーズ化して以下の項目について説明していきます。
今回は、その第2回目として、"事業概要の作成ポイント"について2回シリーズで述べていきます。
事業計画の内容は主に以下のようになります。
1.事業コンセプト・事業概要
(1)対象市場・顧客の見方・考え方
(2)どう実現するか
(3)他社との差異化の考え方
2.詳細事業計画
(1)対象市場の見方・認識
(2)営業・販売計画
(3)宣伝広告計画
(4)人員計画
(5)財務計画
本日は、 1.事業コンセプト・事業概要 について述べます。
事業コンセプト・事業概要の目的は、自社の事業内容を正しく、且つ、深く、相手方(読み手)に“理解”してもらうことです。
金融機関の方や支援者の方などに、ご自身の事業内容を説明する場合、説明に使える時間は15分か長くて30分以内です。
この短い時間に、事業内容を確実に理解してもらうために、事業コンセプト・事業概要は使われることが多いです。
この事業コンセプト・事業概要でご自身の事業内容を明確に書く必要があります。
ここでのポイントは、専門的知識がない人に、自社の事業内容をきちんと理解してもらうように書くことです。
他人に自分の事業概要を自分の言葉で説明するには、事業概要で書く10倍から100倍くらいの量の詳細事業計画の裏ずけがないと出来ません。
つまり、事業概要を自分の言葉で説明できるという事は、詳細事業計画をきちんと作ってあることと同じなのです。
具体的には、次の三点をおさえて事業概要を書き出します。
(1)対象市場・顧客の見方・考え方
(2)どう実現するか
(3)他社との差異化の考え方
(1)対象市場・顧客の見方・考え方
⇒おさえるポイントは、以下の通りです。
◆なぜこの事業を始めたいと考えたか?
◆社会的存在意義と、あなたである必要性は?
その事業に懸ける動機や理念になります。
◆どのような商品・サービスを提供しますか?
◆どのマーケットを対象に、誰に対して提供されるものでしょうか?
(2)どう実現するか
⇒おさえるポイントは、以下の通りです。
◆いかなる方法で展開しますか?
◆どうやって競争力を維持し、事業を継続させますか?
(3)他社との差異化の考え方
⇒おさえるポイントは、以下の通りです。
◆その商品・サービスのどこが魅力的なものなのでしょうか?
◆どこが従来にない新しい点なのでしょうか?
今回は、ここまでとします。
次回は、事業概要を書く切り口について説明いたします。
私のコラム記事についてコメントやご質問があれば、何時でもご連絡ください。お待ちしています。
今後ともよろしくお願い致します。
"グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁"
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