辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- コラム「「NISA」「iDeCo(イデコ)」は非課税だからいい?」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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「NISA」「iDeCo(イデコ)」は非課税だからいい?

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2019-08-30 18:03

人生100年時代と言われていますが、預金金利などの金利はほとんどゼロに近い金利です。そんな現状において、少しでも貯められる方法はないかと検討されている方が多いのではないでしょうか。

最近ご相談で多いのが「NISA」や「iDecCo(イデコ)」のご相談です。金融機関などに勧められるなどしてご相談にきます。「NISA」とは、毎年一定額の範囲で利益が非課税になる制度です。通常は株式や投資信託などの金融商品に投資し、売却して利益が出た場合や配当に対して税金がかかるため、税金面ではお得な制度です。「iDecCo(イデコ)」は個人型確定拠出年金といい毎月一定額を積み立てて60歳以降に年金、または一時金で受け取る制度です。積立金は全て所得控除の対象で、所得税、住民税が非課税になります。また、運用益などは非課税であり、受け取るときには公的年金控除や退職所得控除が受けられます。このように聞くと預金で積み立てるよりもいいように感じます。ただ、投資信託(※)などで運用するために将来の受取額は運用により決まります。元本保証はしていませんので、始めるのであれば経済情勢のチェックが必要になってきます。そして、投資先の状況により「NISA」は途中売却、「iDecCo(イデコ)」はスイッチングをする必要が出てきます。「NISA」と「iDecCo(イデコ)」の違いは、「NISA」は途中売却ができ、「iDecCo(イデコ)」はできません。「iDecCo(イデコ)」は老後の資金準備のための商品になってきます。「NISA」「iDeCo(イデコ)」は非課税である点はいい制度ですが、始めたからには経済情勢を常にチェックするようにしましょう。

 

(※)投資信託とは投資する金額の大小にかかわらず一つのファンドに資金を集めます。販売会社を通じて販売され、その集めたお金を信託銀行が資産管理をし、運用会社(ファンドマネージャー等)が運用の指図をする仕組みです。投資先は株式や債券等です。

 

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