辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- コラム「30代、老後資金準備とインフレリスク」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
株式会社FPソリューション 
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30代、老後資金準備とインフレリスク

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2016-08-28 13:00

  マイナス金利の今、長期金利が低下していますね。老後資金の準備をどうしたらいいのでしょうか。今の低金利で金利を長期で固定するとインフレリスクを抱えることになります。30代、どのように老後資金を貯めたらいいのでしょうか。30代はまだ老後まで時間があります。時間を味方につけることです。また、時間があるため失敗しても取り返すことができます。今のような低金利時代には、価格変動リスクのある商品や為替リスクのある商品を選ぶべきでしょう。今後金利が上昇したときには金利を長期で固定する商品の選択をできるようにしましょう。もちろん経済情勢には敏感になっておかなくてはなりません。日本の高度経済成長期は知識がなくても金融機関から言われるまま預金や保険をやっていれば利息が多くつきました。今の時代は自分で勉強しないとお金が増えなくなりました。また、老後の公的年金も今の日本の状態だとあてにできません。自分の身は自分で守る時代です。金融商品を選ぶときには目的に応じて商品選びをしなくてはなりません。金融商品を選ぶ上で流動性があるかどうか、元本を保証しているかどうか、資産をどのくらい増やしてくれるかが重要になってきます。また、個人の性格、預貯金などの資産の額、経済情勢によっても選ぶ商品が変わってきます。

 

<価格変動リスクのある商品>

株式 国内株式、海外株式、投資信託 株式投信、公社債投信など

 

<為替リスクのある商品>

外貨建て個人年金(個人年金保険料控除が使える商品)、外貨預金など

 

≪リスク対策≫

投資対象の分散 :特定の一つの金融商品ではなく、複数の金融商品に分散してリスクを軽減しましょう。

時間の分散   :満期の異なる商品をたくさん持つことにより為替リスクを軽減できます。

ドルコスト平均法   :定期的に一定金額ずつ購入することにより平均購入コストの低下を目指す方法

 

 

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