辻畑 憲男
ツジハタ ノリオグループ
医療保険の保障をどのぐらい付ける?
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医療保険を検討するときに悩むのが入院したときにいくらぐらい保険でカバーすべきなのかということです。いくら考えても病気により金額が違っているので答えがでません。保険の営業の人はいかに保険料を高くしようかと不安をあおります。特約(オプション)も多くつけさせようとします。確かに保険は入っておいたほうが安心で、入院したときにはいろいろなオプションをつけたほうが多くもらえます。ただ、何もなければ保険料を支払っているだけです。中には支払った保険料が戻ってくるという商品もありますが、インフレになり物価が上昇し貨幣価値が下がった場合にはあまり意味がなくなる可能性もあります。保険と手元の預貯金とのバランスが難しいです。やはり重要になってくるのが将来の予定(収支)でしょう。ライフプランを考え、預貯金とのバランスを考え、医療保険の保障をどのくらいまで厚くするのか検討になってくるでしょう。
入院時にかかる主な費用は下記の通りです。
差額ベット代
これは病院により価格が違っています。また、何人部屋に入るかによっても違います。
医療費の自己負担部分
高額療養費制度があるので支払い限度があります。
食費
一食につき360円(平成30年4月~ 460円)。これは外で定食を食べるよりも安いですね。
家族の交通費
近くの病院では対応が難しい場合には家族が看病するために病院に通うため交通費は馬鹿になりません。
日用品
入院生活をするための日用品など
その他
お見舞いに来てくれた人へのお礼など