辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- コラム「住宅ローン」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
株式会社FPソリューション 
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住宅ローン

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2013-09-19 10:00

消費税UPを前に住宅購入希望者が増えていますが、住宅ローン選びを営業の言いなりにならないように注意しましょう。営業の方は、常に一番金利の低いものをすすめてきます。その理由は、返済額が低くなるので購入をさせやすくなるからです。金利が一番低いから、一番いいのではありません。その金利がいつ見直されるかが重要です。ローンは借金です。そのお金を借りてどのくらいで完済できるでしょうか。それが重要です。住宅ローンには、変動金利、固定金利があります。固定金利は1年~50年まで金利の固定期間を選べます。どれがご自身に適しているのかを検討しないとなりません。家計の収支状況やこれからの予定により違ってきます。よって、一律一番低い金利ですすめるのはおかしいのです。また、皆さんも平均を聞いても意味がありません。まずは現状の家計の収支状況を把握しましょう。次にご自身で将来の予定を考えましょう。そして、どんな支出が考えられるのかの検討です。次に住宅ローン選びになります。途中で金利が変わる商品を選ぶのであれば「金利が上昇した場合に家計が大丈夫なのか」と金利上昇リスクをヘッジできるかを検討しなくてはなりません。将来の経済情勢は誰にもわかりません。リスクをどのようにヘッジするかをよく考え、住宅ローンという借金を借りましょう。

 

≪住宅ローンの種類≫

1)変動金利

6ヶ月に一回金利の見直し、5年に一回返済額の見直し。未払い利息に注意。

金利が低いときには金利上昇リスクがあります。

 

2)全期間固定金利

全期間金利が確定していて生活設計がたてやすい。金利上昇リスクがありません。

 

3)固定期間選択型

10年など金利の固定期間を決め、それ以後は選択になります。当初の固定期間は金利が確定しているが、それ以後は経済情勢により金利が決まります。今は支出を抑えたく、固定期間が終了後にお子様が独立しているなど家計の支出が減少する予定で、固定期間終了後に金利が上昇していても家計に問題がない方が向いています。

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