辻畑 憲男
ツジハタ ノリオグループ
ライフプランと貯蓄計画!
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漠然と貯蓄している人は、すぐに将来のライフプランを考えるといいでしょう。今後どこに住み、どのように暮らしたいですか。趣味、結婚、子育て、住宅購入、老後生活いろいろあると思います。そのいろいろあることについてライフプランを立てる事により、将来いついくらぐらい必要になってくるのかがわかってきます。
例えば、住宅購入4,000万円、教育資金1,600万円×2人分、老後資金の準備3,000万円、子供への結婚資金の援助100万円、車の購入 200万円×4回など今後の支出についてライフプランを検討しつつ、考えて見ましょう。
次に貯蓄計画です。どのように貯めて行けば良いのかを考えましょう。
例えば、夫婦(夫30歳、妻28歳)と子供2人(0歳と2歳)子供は中学から私立、住宅購入予定10年後(4,000万円ぐらいの物件)、老後は海の近くでのんびりと暮らしたい。そうするとまずは10年後に住宅購入の自己資金の準備と私立中学校の教育資金の準備をしなくてはならなくなります。自己資金目標1200万円、中学校の授業料300万円、合計1500万円準備すると仮定し、現状の預貯金がゼロとすると毎年150万円を貯めなくてはなりません。
どうですか。漠然としていたものが具体的になってきましたね。現状の家計の収支はどうでしょうか。毎年150万円貯められる余裕がありますか。もし、なければ何か対策を立てなくてはなりません。または、目標の変更が必要になってきます。
まだこれだけではありません。もう一人の子の中学校の授業料、二人の高校、大学の教育費の準備、老後資金の準備はどうしたら良いのでしょうか。住宅購入資金の準備、教育資金の準備で家計が一杯一杯であり、同時に準備ができないのであれば、貯蓄の順番を考えないとなりません。老後の準備を後回しにする等の検討になってきます。そして、後回しにして老後の資金等が準備できるのかの検討も必要になってきます。
どうですか。将来の目標が具体的になってきましたか。将来の夢の実現のためにライフプランを検討してみてはいかがでしょうか。