渡邊 亜紀子
ワタナベ アキコスウェディッシュマッサージに関する素朴な疑問
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自由が丘スウェディッシュマッサージ&セラピューティックストレッチングサロン『Lycka till』の渡邊亜紀子です。
だいぶ気温が低くなってきました。
街中でもマスクをしている方を多く見かけます。
乾燥にも注意の季節となりましたね。
さて
スウェディッシュマッサージという言葉が徐々に浸透してきているのを最近感じます。
そこで「ちょっとしたスウェディッシュマッサージの疑問」について取り上げてみたいと思います。
そもそも「スウェディッシュマッサージとはなんぞや」ということですが
『世界で広く行われているオイルマッサージ』というのが一番短く分かりやすい説明です。
欧米では最もスタンダードなオイルマッサージですね。
クラシックマッサージと呼ばれたりします。
私が説明する時には『解剖学に基いたオイルマッサージ』ということも付け加えています。
海外では説明に必要ないのかもしれませんが、日本では色んな手技があります。
良くも悪くも色んなものをミックスして作り上げることが日本人は得意です。
よく
「日本ではスウェディッシュマッサージをやってるところが少ないのは何故ですか?」
と聞かれます。
オイルマッサージの基礎となるのがスウェディッシュマッサージですから、スウェディッシュマッサージをやっているところが少ないってことはないのですが^^;
スウェディッシュマッサージに色んな手技をミックスさせると違う名前のマッサージになりますし、違う考え方を取り入れていれば働きかける部位も違います。
そうすればおのずと結果も違ってきますから、やはり違うマッサージとなります。
例えば「経絡に働きかける」のであれば、経絡にアプローチします。
スウェディッシュマッサージでは似たような部分を触っていたとしても、「経絡」にアプローチしているわけではないので結果が異なります。
また触れる方向や強さも全く異なります。
そうなるとやはり違うマッサージですね。
スウェディッシュマッサージは最初に学ぶオイルマッサージとして知られてしまったせいか
「基礎的なオイルマッサージ」と思われがちですが、実は奥の深いオイルマッサージです。
解剖学に基いているので、たくさんの症例にも対応できますし、どうアプローチするのか可能性は無限に拡がります。
ヒトの身体を知れば知る程、奥深いものになっていきます。
スウェディッシュマッサージはアプローチする部分によって
筋膜やリンパ・筋肉・関節などそれぞれに施術することができます。
多彩な面があることも魅力ですね。
個人的な感想ですが
四十肩・五十肩やぎっくり腰の改善にはストレッチと併用した場合、最も有効なのではないかと思っています。
(薬・手術が必要な時もあります。)
また運動後のケアにも最も有効だと感じています。
疲労をとるのには最適ですね。
また他に多い疑問のひとつとして
「スウェディッシュマッサージはアロマオイルをつかいますよね?」
という質問です。
正確には「精油(アロマオイル)は特に必要とはしません」。
スウェディッシュマッサージはオイルでマッサージするのが基本です。
精油を使う使わないは施術者の考え方次第といえるでしょう。
私自身は精油の効果を感じているので、併用したほうが効果的だし効率がいいと思っているので使用しています。
もちろん使わないことも可能です。
スウェディッシュマッサージはシンプルですが奥深いオイルマッサージです。
だからこそ伝わりにくいマッサージかもしれませんね(*^_^*)