渡邊 亜紀子(スポーツトレーナー)- コラム「身体が歪むと不調になりますか?」 - 専門家プロファイル

渡邊 亜紀子
運動が苦手な方でも安心です。神経トレーニングで身体調整。

渡邊 亜紀子

ワタナベ アキコ
( 東京都 / スポーツトレーナー )
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身体が歪むと不調になりますか?

- good

2015-04-01 16:57
自由が丘スウェディッシュマッサージサロン「Lycka till」の渡邊です。

桜が満開の季節になりました。綺麗ですね(*^_^*)


さてよく質問されるのですが「歪みは不調の原因になりますか?」ということにテーマにしたいと思います。


だいたい聞かれる時は「腰が痛くなるのは歪んでいるからですよね?」とか「肩コリが酷いのは歪んでいるからだと思うんですよ」という具体的な質問になります。

中には「そもそもヒトの身体は歪んでいるものですよねー。歪みは正さないほうがいいんですよね?」という強者な質問もありますが(^^;;


私の結論から言うと歪みを放置しておくと、そのうちに不調な部分がでてきますです。


多少歪んでも、すぐには不調は出てきません。何故ならその歪んで動きが悪くなった部分を、他がカバーして補正するからです。

歪んだ時に大概は可動域が狭くなります。つまり動きが制限されることになります。

でも少し思い出して下さい。腰が多少痛くても何とか後ろの物をとることができたり、下に落ちた物は拾えますよね。

腰が痛くて動きに制限があったとしてもヒトの身体は他の部分でカバーします。例えば腰なら背中や肩、股関節や膝などを使うとかなり動きはカバーできます。

ではそのままカバーを続けていると??

そのうちに他の頑張ってる部分が疲れてきます。そして歪んで可動域に制限ができたり、痛みが出てきたりします。


ヒトの身体は微妙なバランス成り立っています。そしてうまい具合に補正できるよう成り立っています。

すぐに壊れはしませんが負荷がかかりすぎれば、消耗が激しくなるのは当然です。



また「歪みはそのヒトのライフスタイルに合わせて歪んでいるのだから、それはそれでバランスがとれている。それをあえて矯正や調整する必要はない」という主張もあります。

それはそれでその通りだと思います。いまバランスが取れているのにむりやり一箇所調整したところで、バランスが崩れることはあると思います。それはまるでジェンガのようですね。


近々の場合は確かに何も起きないかもしれません。しかし長い目でみたらどうでしょうか?


腰の動きを背中やでカバーする。背中が硬くなれば肩でカバーする。肩でカバーすれば首でカバーする。または腰を脚でカバーする。脚の動きを股関節でカバーする。

ある日突然首が痛くて動かなくなったり、歩くと股関節の痛みでどうしようもなくなる…などということが起きたりします。


ですので私の提案するのはできるだけ正しい位置になるよう全身の歪みを調整していきましょうです。


更に付け加えれば腰の痛みは腰だけが原因でない時もあるし首の痛みは首だけが原因ではないこともよくあります。


一度歪みを見直してみてはいかがでしょうか?


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