対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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骨折後の痛みについて
骨折や捻挫などの外傷後に痛みを残さないよう快復させるには、回復期を上手に過ごすことが大切です。
怪我の回復期には、こわれた組織がコラーゲンに置き換わった瘢痕組織がじょじょに元の正常な組織に変わっていくのですが、そのときに適切な運動刺激をしてあげることで、繊維の方向がそろい、癒着の少ない状態で回復できます。また、組織を守るために痛みを感じる神経が瘢痕組織の周りに集まってきますが、それが治ったあとも残ってしまうと、組織は正常でも動かすと痛みを感じてしまい、ついかばってしまうことになります。
そのような状態であれば、痛みをある程度感じるくらいの負荷で動かしてあげることが対応のひとつです。例えば、座布団やクッションの上に片足で立って、バランスをとるようなことでも良いでしょう。ガマンできないほどの強い痛みを与えないように、どこかに捉まるなりして負担の程度を調整してください。
こうしたリハビリエクササイズが無効であれば、自分でなんとかしようとせずに、専門家に任せてみてはいかがでしょうか。
カイロプラクティックは、そうした慢性的な痛みや機能障害に対して良い治療法だと思います。カイロプラクティックについては、私のコラムなどをご覧下さい。
では、どうぞお大事になさって下さいね。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック
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この回答の相談
二年前に右側形状骨剥離骨折と診断されました。今現在は歩くことには大丈夫なのですが、ひねったまま転んだので捻挫もあるようで時々足に鈍い痛みがあります。あとでこぼこ道や砂利道は今でも痛くて歩けません。… [続きを読む]
minkyusagiさん (千葉県/29歳/女性)
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