インターネット・メールの普及で、転職が容易になってきている。
やろうと思えば、100通一斉に履歴書を送れる。
しかし、昔は履歴書と言えば当然手書きで、1枚を作成するのが大変で、1文字間違えれば、またいちから書きなおし。。
インターネットとPCの普及で、どこが中途採用を実施しているかの情報が
すぐに手に入り、社風や条件なども一目でわかる。
履歴書を作る生産性があがったので、候補とした会社へ一斉にメールで
応募できる。この環境の変化で明らかに転職が以前とくらべ容易となり、
より希望した会社へ行ける確率も増えている。
無論、転職した後にそれが成功といえる転職であったかは別の話だ。
そして最後の仮説は、「上司のマインドが変化している」ことだ。
往々にして、「若者がすぐにやめるのは、今の若者には根性がないからだ。」
という、感情的仮説を言いたがる管理職が多い。
確かに前述の仮説のとおり、様々な要因によって、若者自身の変化もあるだろう。
しかし、実は、上司自身も昔と変わっていることに気づいていない人が多い。
「部下を飲みに誘って、最近の若手はついてこない」と思った経験は
ないだろうか?
昔とは違う。今は、部下と上司はパートナーの関係であり、
ちゃんと飲む(飲めない部下であれば食事でもよい)環境を
創る必要がある。
それでも、「なんで上司がそんな気を使わなければならないんだ!」
と思う方もいるだろう。
しかし、これまでの仮説の通り、時代と環境は変化している。
という明確な答えが待っている。