以前はそうでもなかったのですが、好みや趣味がはっきりしている、とよく言われます。
ものすごく頑固なオーナーさんがいらっしゃる、お気に入りの紅茶専門店で。
茶葉を指定したあと、
渋み、濃さなど尋ねてくださいます。
出していただいたあと、どうですか?と、確認してくださるので、突き詰めて行ったら、わたしブレンドがひとつできました。
なにも考えず、ゆっくりしたいときは、それです。
ワガママを言っているわけではなくて、仲良しのオーナーさんで、好みを探ってくださる方だから、できたこと。
あれだこれだと、好きな香りや味について話をしていると、ふと思い出すことがあります。
イタリアに居たときのこと。
試着するとすぐ、厳しい目の店員さんが、si なのかnoなのかと尋ねてきます。
嫌いならどこが嫌いなのか、好きなのはどの感じなのか。とことんまで突き詰めて、運命の一着に合うまで議論します。
似合わないと、売ってくれませんでしたもの。
好みを表現することは、おかげでかなり鍛えられました。
あるとき、そこのお店で、上得意のマダムのお宅にお持ちするとのことで、店員さんが幾つか商品を並べていました。
そのラインナップを見ただけで、だいたいどんな方か、わかりました。
声は人なり、ということばがありますが、言うなれば、趣味も人なり。
その人がいなくても、好みを映し出すもの。その人を物語るもの。
この前、まだ新しく通い出したフランスワイン専門のバーでも。
確か二度目の訪問。
二杯目の途中、オーナーさんが、ティスティングを…と持ってきてくださった一杯が、なんとわたしの好みそのもの。
二種類迷いました…といいながら、見事に当ててくれました。
「次回から、もうお好みのものをお出しできますよ。
もし外したら、このでくの坊!と罵られてもいいです。」
なんて、すごい自信の言葉と共に。
好みははっきりしてますが、そんな女王様キャラなのでしょうか、わたし。
罵られてもいいです…って(笑)
イメージコンサルタント的な観点から言うと、選んでいるものはあなたらしさ、で統一されてるかどうか。
好みが反映されているかどうか。
そこがまとまると、新しく投入するアイテムも、テイストが揃えやすくなります。
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