公立学校の教員のご夫婦の相談を受けました。
住宅を購入するのが相談の動機だったのですが、教員向けの生命保険や医療保険に入っているときいて、保険証書を拝見。
すると、独身時代に父親を受取人にした数千万円の定期保険でした(先日、別の教員のことを書きましたが、同じ保険でした)。
25歳で加入して、保険期間は15年。40歳になると保険料がかなりアップするのですが、理解されていません。
教員向けの保険は民間会社のものですが、共済組合の「お墨付き」をもらい、職場営業をしています。
教員は、共済組合や互助会など、手厚い福利があるので、生命保険や医療保険はさほど必要ないのに、「共済組合が勧める保険なら有利に違いない」と思い込んで、よくわからずに加入している人が多いとみられます。
お客様には、最小限のものと、貯蓄性のあるものをお勧めしました。
高い保険をお勧めすれば、手数料収入は増えますが、私は公平なFPとして、本当に適切な保険をお勧めしていきます。
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