- 鈴木 克彦
- 株式会社マクス 代表取締役
- 建築家
対象:住宅設計・構造
ウッド土デッキの材料は、桧です。
この桧は、「地元の木です」。
こういう構造材とは関係ない材料こそ、地元の木を使うべきだと思います。
イペ・ウリン・セランカンバツー・イタウバ?・マラセス?…
最近はドンドン新たな南洋材がデッキ材に紹介されていますが、本当に計画的に伐採された正規の商品なのか、私は心配です。
貴重な熱帯雨林の破壊に繋がる様なら、使いたくないと思いますが…
だから地元の木。
住宅の構造材の様に高い強度と耐久性を要求されるわけではないので、そこはまさに、地産地消。
地元の桧でも、写真の様に、防腐剤を圧力注入すれば(木口が緑色になっていますよね)、かなり持ちますから。
この防腐剤は、嘗めたりしたら毒ですが、外部なので、メンテナンス性重視です。
もちろん、当然ですが、内部の木材には少しでも危険性のあるこの様な薬品は一切使用しません。
(どうしても気になるという方には、無公害の外部用塗料も使用可能です)
切り口を見るとよく分かります。
切った木口も緑色です。
仲間で薬品が染み込んでいるので、非常に腐りにくくなります。
そしてもちろん、夏のビール・花火・バーベキュー・水浴びはバッチリです!
また、ご紹介中のお宅の完成見学会を行いますので、お近くの方はどうぞ。
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